関空と伊丹空港のリムジンバスに新タッチ決済サービス登場
2026年3月1日より、関西国際空港及び大阪(伊丹)空港を結ぶ空港リムジンバスにて、三井住友カードの「stera transit」を利用したタッチ決済サービスが正式に開始されます。このサービスは、国内外の利用者がクレジットカードやデビットカードなど、タッチ決済に対応したカードでスムーズにバスに乗車できるようにするものです。この取り組みは関西エリア初となり、5つのバス事業者が260台のバスに設置されます。
キャッシュレス社会の実現に向けて
現在、関西エリアでは鉄道等でのタッチ決済サービスが普及しつつあり、本サービスの導入でさらに利便性が向上します。これにより、訪日外国人旅行者や国内利用者は、現金を持たずとも、普段利用しているクレジットカードで空港から市内、さらにはその周辺に移動できるようになります。特に、トランジットや観光を楽しむために訪れる旅行者にとっては、大きな利点となるでしょう。
サービスの背景と必要性
観光庁のデータによると、2025年には訪日外国人旅行者が4268万人に達すると予測され、このうち関西国際空港の利用者は2173万人に及ぶ見込みです。また、コロナ禍を経て移動需要が増加する中、関空と伊丹空港を合わせた交通利用者数は5027万人に達しています。これほど多くの利用者がいるにもかかわらず、未だに自動券売機での切符購入やバス停での待機が多数見られ、課題が残されています。
タッチ決済の利便性と導入メリット
このタッチ決済サービスの導入により、利用者は繁忙時の切符購入のストレスを感じることなく、スムーズに目的地へとアクセスできます。バスに新規設置される専用端末にカードやスマートフォンをタッチするだけで乗車が可能です。対象路線は、関空からの大阪府内や兵庫県、奈良県に及び、伊丹空港の路線も多彩です。
導入する主要事業者
本プロジェクトには、関西空港交通株式会社、阪急観光バス株式会社、阪神バス株式会社、近鉄バス株式会社、奈良交通株式会社、そして三井住友カードが協力しています。三井住友カードは、交通機関向けのキャッシュレス決済の普及を進めており、その一環として今後も様々なサービスを提供していく予定です。
タッチ決済で広がる世界
タッチ決済は、国内外で広く利用されており、今後さまざまなシーンでの利用が期待されています。コンビニやファストフード店だけでなく、公共交通機関での導入も進んでおり、日常生活に便利さをもたらす大切な要素となっています。これにより、地域の活性化にも寄与し、不必要な現金の扱いから解放される日がさらに近づいています。
まとめ
関西国際空港および大阪(伊丹)空港で導入されるタッチ決済システムは、これまでの交通手段の常識を変えるものであり、特に訪日外国人にとって利用しやすい環境を整えるものです。2026年のサービス開始までに、多くの人々がこの新しい便利な移動方法を体験できることを期待しています。