カワハラデンプンの子会社化
2025-07-19 09:19:21

北海道の食財を支える株式会社カワハラデンプンの子会社化について

北海道の食文化を支える新たな一歩



2025年7月18日、株式会社丸三美田実郎商店(以下、丸三美田)が株式会社カワハラデンプンの株式の90%以上を取得することを発表し、同社を子会社化する運びとなった。この提携によって、北海道産の食材がもたらす様々な魅力がさらに引き立てられることが期待されている。

株式取得の背景


丸三美田は、北海道の農産物を用いた卸売や加工品の製造販売を通じて、地域の食文化を支えることを使命として掲げている。その中で、同じ士別市に位置するカワハラデンプンとの協力は、双方にとって大きな意味を持つ。

カワハラデンプンは、北海道士別に拠点を置く、馬鈴しょ(ジャガイモ)のでん粉を製造する数少ない企業だ。創業以来、長い歴史を持ち、地域産の原材料を活かした高品質な製品を供給している。同社の強みを取り込むことで、丸三美田は効率的な生産体制を整え、さらなる市場拡大を目指す。

株式会社カワハラデンプンの概要と特色


カワハラデンプンは、1940年に設立された企業であり、長い間馬鈴しょでん粉の製造に専念してきた。次世代を担う企業として、食材の持つ特性を最大限に引き出す技術を磨いており、製品の品質向上にも日々取り組んでいる。北海道士別市南町に本社を置き、地域に根付いた経営スタイルが特徴だ。

丸三美田とのシナジー


この二つの企業が組み合わさることで得られるシナジー効果は多岐にわたる。まず、農産物の収集から卸売、そして加工品の製造に至る一連の流れが、よりスムーズになることが期待される。また、カワハラデンプンの技術とネットワークを加えることで、丸三美田が提供できる製品の幅も広がる。これにより、北海道産の食材を用いた新たな商品開発の可能性も開かれるだろう。

地元経済への貢献


この株式取得によって、地元経済の活性化も期待される。丸三美田は、地域の農家と連携し、農産物の集荷を行っているため、カワハラデンプンとの協力は、地産地消の推進にも寄与する。企業の成長は地域経済に直結しており、この連携によってさらなる雇用の創出も期待される。

今後の展望


丸三美田は、「北海道産『食財』の魅力を発信し、皆さまの食卓を豊かにしてまいります」というミッションのもと、新たな一歩を踏み出す。カワハラデンプンの加入によって、北海道産の良質な食材をより多くの人々に届けるべく、さらなる取り組みを続けていく計画だ。

この提携は、単にビジネス上の合意ではなく、地域の豊かな食文化を育てる一歩でもある。北海道の地で新たな未来を切り開く両社の動きから目が離せない。

会社情報


  • - 丸三美田実郎商店
所在地: 北海道士別市上士別町16線北2番地
創業: 大正12年(1923年)6月
資本金: 20百万
主要事業: 農産物集荷及び卸売。

  • - カワハラデンプン
所在地: 北海道士別市南町4西区1878番地
創業: 昭和15年(1940年)8月
資本金: 30百万
主な事業: 馬鈴しょでん粉の製造販売。


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会社情報

会社名
株式会社丸三美田実郎商店
住所
北海道士別市上士別町16線北2番地
電話番号
0165-24-2331

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