自然共生サイト認定
2025-10-02 11:10:50

白馬五竜高山植物園が「自然共生サイト」として認定されました

白馬五竜高山植物園が「自然共生サイト」に認定



長野県の白馬五竜高山植物園が、この度環境省によって「自然共生サイト」としての認定を受けました。この認定は、環境省が定めた「地域生物多様性増進法」に基づくもので、地元白馬エリアよりも国内スキー場運営施設としても初めての快挙となります。株式会社五竜が運営するこの施設は、スキーシーズンが終わる6月から10月まで、自然環境を活用した活動を進めてきました。

自然共生サイトの意義と背景


「自然共生サイト」とは、環境省が生物多様性の保全に貢献している区域として認定する制度です。2030年までに、自然環境の保全を進めつつ生物多様性の復元を目指しています。この取り組みでは、豊かな生物多様性を守るだけでなく、失われた生物多様性の回復も重要視されています。

白馬五竜高山植物園は、25年の歴史を持つ施設であり、国の特別天然記念物である雷鳥の保護活動など多様なプロジェクトを通じて、自然と調和した運営を行ってきました。今年度の認定に際して、環境省からは「注目すべき取り組みであり、今後も国立公園との連携を期待している」というコメントをいただきました。

認定式での感激と決意


認定式は9月30日に東京都内で行われました。当日は営業推進部の社員と植物園の学芸員が参加し、環境保護に対する政府の熱意を肌で感じました。この認定は、私たちのこれまでの活動が評価された結果であり、今後もその名に恥じぬ運営を続けていくことを誓いました。

高山植物園ならではの魅力


白馬五竜高山植物園では、標高1515mの山頂エリアに広がる日本最大規模の高山植物園を有しています。6月から10月にかけて300種以上、200万株の高山植物を見ることができます。植物園内では無料で苗の配布や販売も行っており、さらには雷鳥の餌となる植物の育成に取り組んでいます。園内の植物は冬季スキー場として営業する一方で、貴重で多様な生態系を育む博物館のような役割も担っています。

10月下旬まで営業を予定しており、秋になると美しい紅葉が訪れます。また、登山やトレッキングを楽しむお客様も増え、四季折々の変化を楽しむことができます。最後の紅葉シーズンをお見逃しなく、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

株式会社五竜の取り組み


株式会社五竜は、白馬村にてスキー場「エイブル白馬五竜」と高山植物園を運営しており、地域環境保護に努めています。再生可能エネルギーの導入やISO14001取得など、持続可能な観光業を目指して取り組んでいます。特有の環境を活かした観光地として、地域社会に貢献し続けることを目指しています。

公式ホームページでは、白馬五竜の取り組みや植物園の最新情報が掲載されておりますので、ぜひチェックしてみてください。

公式HPはこちら
植物園紹介ページ



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会社情報

会社名
株式会社五竜
住所
長野県北安曇郡白馬村神城22184-10五竜エスカルプラザ2F
電話番号
0261-75-2101

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