電力データで高齢者の安心を支える!物件見守りサービス「らくもり」誕生
株式会社GDBLは、電力データを活用した物件見守りサービス「らくもり」を開発し、8月1日より正式にサービス提供を開始しました。
「らくもり」は、孤独死による事故物件化の懸念から高齢者の入居が困難になっている現状を解決するため、電気使用状況をモニタリングすることで、入居者の安否確認を可能にするサービスです。
高齢者の住まい選びにおける課題
日本の超高齢化社会において、高齢者の孤独死による事故物件化は深刻な問題となっています。そのため、不動産オーナーや管理会社は高齢者の入居を敬遠する傾向があり、高齢者が安心して住む場所を見つけることが難しくなっています。
このような状況を受け、国土交通省は「住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の供給の促進に関する法律等の一部を改正する法律案」を閣議決定し、見守り機能付きの「居住サポート住宅」の創設を進めています。
「らくもり」が提供する安心
「らくもり」は、高齢者向けの物件見守りサービスとして、以下の特徴を備えています。
電気使用状況のモニタリング: 入居者の電気使用状況を常に監視し、いつもと違うパターンを検知します。
安否確認の通知: 異常な電気使用状況を検知した場合、入居者や指定された見守り者に通知を行い、安否確認を促します。
導入・運用が簡単: 複雑な設定や操作は不要で、誰でも簡単に導入できます。
低コスト: 従来の監視サービスと比べて、低コストで導入できます。
誰もが安心して住める社会の実現へ
GDBLは、「らくもり」を通して、高齢者の方々が安心して住める環境を提供し、入居受け入れが当たり前となる社会の実現を目指しています。
また、将来的にはサービス提供範囲を全年齢に拡大し、孤独死による事故物件化のリスクをあらゆる世代で軽減していく計画です。
サービス開発者の想い
「単身高齢者の入居受け入れ問題を解決するため、私たちは電力データの新たな活用に焦点を当てた物件見守りサービスを開発しました。このサービスは、入居者の電気使用データをモニタリングし、いつもと違う変化を早期に検知し、通知を行います。これにより、高齢者を受け入れる側の不動産管理会社様やオーナー様の事故物件化リスクを軽減し、高齢者の入居を受け入れやすくすることで、高齢者の方が安心して自立した生活を続けることができる環境をサポートしていきます。」
「らくもり」の詳細
「らくもり」の詳細については、以下のプロダクトサイトをご覧ください。
https://rakumori.net