新しい福利厚生サービス「megukuru サラダ&フルーツランチ」の登場
最近、都市部でのランチの選択肢や質に困っている方が増えています。その背景には、外食の物価上昇や飲食店の減少などがあります。一方で、農業従事者の高齢化や食のライフスタイルの変化により、農家の収入も圧迫され、農作物を得ることが難しい状況が続いています。そこで、東京に拠点を置くシーエヌシー株式会社(CNC)と一般財団法人日本インキュベーションセンター(JIQ)は、農家、企業、可消費者の三者をつなぐプラットフォーム「megukuru」を立ち上げ、企業向けに新たなランチ福利厚生サービス「megukuru サラダ&フルーツランチ」を提供することとなりました。
「megukuru」の理念
「megukuru」というブランド名は、地域や自然、そして誰かの笑顔をつなげることを意味しています。ニーズの高い新鮮で栄養価の高い食事をオフィスで提供しつつ、農家の収入向上にも寄与することが目指されています。このサービスの開始は、9月30日からで、都内23区を対象に実施されます。
サービスの特徴
「megukuru サラダ&フルーツランチ」は、農家から直接仕入れた新鮮な野菜やフルーツを使用したビュッフェスタイルのランチを提供します。農家が自らの作物をふるまうことで、消費者はその土地のストーリーや生産者への理解を深めることができます。提供されるランチは、サラダを中心として、炊き立てのご飯や新鮮な卵、地域特産の食材を含む総菜が豊富です。
さらに、企業側は毎月の食費を明確に把握でき、550円というリーズナブルな価格で従業員に質の高い食事を提供します。これは企業にとって、社員の健康を向上させるだけでなく、ESG経営やSDGsの推進にも直接つながります。
農家との連携
このサービスでは、農家の収入安定化を実現するため、中間流通を排除し、農家から直接仕入れた野菜やフルーツが提供されます。これにより、農作物の規格外品を取り扱うことができ、フードロスの削減にも寄与しています。
具体的には、千葉県内の契約農家から旬の素材を仕入れ、CNCのセントラルキッチンで調理・パックされたものが企業のオフィスに届けられます。これにより、利用者は新鮮な食材を楽しむと同時に、安心・安全な食事環境を得ることができます。
参加することで得られるメリット
「megukuru サラダ&フルーツランチ」を導入する企業にとってのメリットは多岐にわたります。まず、従業員の健康を促進し、仕事のパフォーマンス向上に寄与することができます。また、食育や農業に興味を持っている社員に対して、地域の農家との交流を深める機会を提供できる点も大きいでしょう。実際、農家の方をオフィスに招いて交流イベントを実施する企画も検討されており、社内のコミュニケーション向上にもつながることが期待されています。
今後の展望
「megukuru」の今後の展開としては、協力農家の範囲を広げ、料理メニューの多様化を図ることが挙げられます。また、自社で使用する未利用食材をコンポスト化し、オフィス内での持続可能な取り組みや、地域の飲食店との連携サービスも視野に入れています。これにより、企業の社会的責任(CSR)においても評価されるような活動となり、一層の企業価値向上が図られることでしょう。
お問い合わせ先
この新しいランチサービスに興味をお持ちの方は、ぜひ公式ウェブサイトを訪れてみてください。企業向けの料金プランや具体的な提供内容について詳しく説明されています。食を通じて地域とつながる「megukuru」の取り組みをぜひご利用ください。
公式ウェブサイト:
megukuru サラダ&フルーツランチ そちらから、様々な情報を確認することができます。また、Instagramでも最新情報を発信していますので、チェックしてみてください。