キュレーションズとシサク研が新事業支援で強力連携を開始

キュレーションズとシサク研の新たな協業

2023年11月、キュレーションズ株式会社とシサク研（株式会社森創・株式会社アクアリング）の強力な協業が発表されました。この昭和グッズを越えた新事業開発の支援サービスは、多くの企業が抱える新規事業への取り組みを促進することを目的としています。

なぜ新事業開発に困難さが増しているのか

近年、大企業での新事業開発においては、制度設計や人材育成といった支援が一般的でした。しかし、十分なリソースやノウハウが不足しているため、多くの企業が単なるアイデアに終始してしまうことが現状です。このような背景から、具体的な事業化へ向けた実務支援が求められています。

新事業開発が抱える2つの重要な課題

1. 戦略策定やアイデア構想だけでは実現が難しい
- 多くの企業が事業テーマとフィットするアイデアを見出せず、具体的な実証が進まない状況に直面しています。

2. 新事業開発の実務が複雑化
- デジタルトランスフォーメーション（DX）の進展に伴い、ハード面とソフト面の専門性が不足しており、プロトタイプの開発においても課題が散見されます。

協業による新たな支援の可能性

キュレーションズは、過去11年間の実績を持つ企業であり、新事業の立案から市場への実装までの支援を行ってきました。シサク研は、プロトタイピングサービスを通じて、デジタルからフィジカルな領域までを網羅する柔軟な支援体制を誇ります。今回の協業により、3社はそれぞれの強みを活かし、アイデア創出から事業化までのプロセスを包括的に支援します。

新サービスの詳細

この新サービスは、アイデアの創出から市場検証までを短期間で実現することを目指しており、通常は6ヶ月で事業化までを目指します。具体的な支援フローは以下の通りです：
1. アイデア創出・仮説設定（2ヶ月）
- 20案の事業アイデアを創出し、5案に絞り込み、ターゲット顧客を具体化します。

2. 検証・プロトタイピング（4ヶ月）
- 選定したビジネスモデルに基づき、プロトタイプを開発し、市場価値や有用性の実証を行います。