AI写真サービス「とりんく」の全国導入拡大
株式会社とりんくは、特に保育・教育施設に向けたAI写真サービス「とりんく」の導入が、2025年9月22日をもって全国で2,000施設を超えたことを発表しました。このサービスは、保育士たちの業務をサポートするために設計されており、導入からわずか3か月で1,600以上の新たな施設が加わるという急成長を遂げました。
「とりんく」とは?
「とりんく」は、写真撮影や整理、共有のプロセスを自動化するAI技術を用いて設計されたサービスです。このサービスには、以下の3つの主要機能があります:
1.
自動撮影:保育中の先生たちの負担を軽減し、クオリティの高い写真を自動で撮影します。
2.
自動整理:撮影された写真を自動で整頓し、高評価な写真を選別。これにより、保育士が手間をかけることなく質の高い写真を保護者に提供できます。
3.
自動配信:整理された写真を簡単に保護者に共有できる仕組みを提供します。
特筆すべきは、自動整理機能です。この機能は、子ども一人ひとりの顔認識や、撮影された写真の質をスコアリングし、さらにレタッチを行うことが可能です。これにより、写真撮影の工程が円滑になり、先生たちの負担が大幅に軽減されます。
導入効果と体験談
導入した施設では、その効果として、月50時間かかっていた写真整理業務が数時間に短縮されたという報告があります。また、先生たちの精神的な負担感の軽減に成功したとの声も多く寄せられています。このサービスを利用することで、保護者からも好評を得ており、写真の品質や共有の頻度が向上したとの喜びの声も多数届いています。さらに、子どもの日常を様々な写真で確認できるようになったことで、保護者は安心して子どもを預けられるとの感想が寄せられている点も注目です。
創業にかけた想いと今後の展望
株式会社とりんくの設立は、育児中のメンバーが多く在籍していたことから、子どもと大人たちを繋げるという強い想いから生まれました。AIカメラの技術を活用する過程で、保育業界の課題を解決したいとの志を持ち、「とりんく」の開発がスタートしました。
今後、「とりんく」はこれまでのデータと保育業界のニーズを結びつけ、子どもの育ちや学びをサポートする事業を展開していく方針です。具体的には、保育ICT事業者との連携や、写真販売サービス事業者との提携を通じて、さらなる価値創造を目指しています。
お問い合わせ先
「とりんく」導入に関心がある保育施設は、提携中の保育ICT事業者または写真販売サービス事業者にお問い合わせいただけます。詳しい情報は公式ウェブサイトをご参照ください。また、パートナーシップに興味を持つ企業や団体とも積極的に協業を進めていきたいと考えています。
会社概要
- - 所在地:東京都品川区西五反田八丁目4番13号
- - 設立:2021年5月
- - 代表者:山中健太郎
- - 主な事業:保育・教育施設向けAI写真サービス「とりんく」の運営
今後も「とりんく」は保育業界において、AIの力を活用し続け、子ども一人ひとりの可能性を引き出し、社会と繋げるというビジョンに向かって邁進してまいります。