ソーシャルデザインワークスが「はたらく人ファーストアワード2024」での偉業
2024年、NPO法人ソーシャルデザインワークスは、ミイダス株式会社と朝日新聞社が共催する「はたらく人ファーストアワード2024」において、Whiteを受賞しました。このアワードは、従業員を大切にする企業の取り組みを称え、その活動を広めることを目的としています。企業は従業員を第一に考えることが求められる現代において、このアワードは重要な役割を果たしていると言えるでしょう。
アワードは年々応募企業が増加しており、今年は1,727社が参加、その結果、Gold、Silver、Bronze、Whiteという4つのカテゴリーで合計66社が受賞しました。具体的には、Goldに3社、Silverに8社、Bronzeに9社、そして今回は46社がWhiteを受賞しています。これは企業が多様な価値観を取り入れ、従業員のウェルビーイングを重視する傾向が高まっていることを示しています。
「はたらく人ファーストアワード」とは?
「はたらく人ファーストアワード」は、ミイダスと朝日新聞社によって開催されているもので、従業員を心の底から大切にする企業を認識し、推奨するためのものです。このアワードの狙いは、従業員の声を正確に収集し、企業に必要な課題を明確に指摘することによって、全ての企業において「はたらく人ファースト」な働き方を促進することにあります。
選ばれた企業は、ミイダスが提供する「はたきがいサーベイ」に基づく厳正な審査を受けており、審査員は様々な業界から選ばれた専門家です。そのため、受賞することは簡単ではなく、企業にとっての名誉と誇りを意味します。
詳細な受賞結果については、
こちらから確認できます。
White受賞に寄せる思い
ソーシャルデザインワークスの代表理事である北山剛氏は、今回の受賞を通じて「仲間の幸せをチームで追い求め、諦めない一歩を踏み出せる社会を創る」という理念が外部から評価されたことは大変貴重な機会であると語っています。チーム内では感謝しあい、互いの幸せを追求する文化が築かれており、多様性を尊重する環境が醸成されています。
この受賞を励みに、同団体は今後もソーシャルセクターとしての社会貢献を進め、従業員を大切にする価値を広めていく決意を新たにしています。特に、仲間と共に生きるサポートをすることこそが、これからの活動の中心になるでしょう。
NPO法人ソーシャルデザインワークスの活動内容
NPO法人ソーシャルデザインワークスは、全国9拠点で多機能型事業所「SOCIALSQUARE」を展開し、就労移行支援や自立訓練などを実施しています。その中で、彼らが特に重視しているのが「生まれ育った街の違いが人生の格差にならない社会」の構築です。
同団体は、さまざまな人々の声に耳を傾け、地域のニーズに基づいて活動を展開することで、より良い社会の実現を目指しています。また、障害の有無や国籍、年齢、性別、文化といった違いを尊重し、共存する新しい価値観を「ごちゃまぜ」というコンセプトのもと推進しています。
これにより、地域全体が障害に対する意識を変え、自然体で生活できる環境を整えることができると期待されています。すなわち、単なる支援だけでなく、地域との共創を重視し、万人が幸せに生活できる社会の実現に向けた前向きなアプローチが続けられています。