農林水産省が「総合職」公募を開始、未来の農業を支える人材を求む

農林水産省が総合職の公募を開始

2023年9月12日、農林水産省は生命を支える「食」と安心できる「環境」を未来の子どもたちに遺すという使命を持ち、事務系の「総合職」公募を開始しました。この公募は、中央省庁において他に先駆けて民間からの中途採用を強化する取り組みの一環です。

近年の中途採用状況

過去3年を振り返ると、農林水産省への中途採用者比率は約3倍に増加しています。この背景には、民間出身の優秀な人材が多く登用され、新たな視点を持ち込むことで組織全体の強化につながる狙いがあります。特に、今では事務系において役員クラスに相当する「指定職」に就任する方々もいて、多様なバックグラウンドを持った人々が活躍中です。

公募の詳細

今回の募集は、一般の国家公務員試験を経ずに行う独自の選考方式が採用されます。農林水産省は、食や環境といったテーマに関して幅広い専門性を活用できる機会が提供されるため、志ある方の応募を歓迎しています。「食料安全保障」や「気候変動」などの課題に対応するため、新たな視点からの政策立案が求められています。

応募方法

応募は、各求人サイトで受け付けており、期間は9月12日から10月9日までです。特設ページでの情報も充実しているので、興味のある方はチェックしてみてください。特設ページはこちら。

農林水産省が求める人材

農林水産省の採用担当者は、「食と環境を未来に継承するため、社会人採用者の積極的な活用が不可欠」と語ります。現在、社会人採用者は年間入省者の約30%を占めるまでになり、その存在が当たり前に受け入れられるようになりました。

同省では、民間企業や公的機関での経験を生かして農林水産政策に取り組む意欲的な方からの応募を求めています。今後、農林水産業や食品産業は新たな挑戦に直面する場合が多いため、変化に対応できる人材が必要とされています。

エン・ジャパンの支援

エン・ジャパン株式会社は、採用支援に特化したサービスを提供しています。プレスリリースや特設ページ、Web広告での告知を通じて、各求人サイトでの集客を支援し、楽に応募者が見つけられるよう努めています。

ソーシャルインパクト採用プロジェクト

さらに、この公募は「ソーシャルインパクト採用プロジェクト」にも関連しています。このプロジェクトは、中央省庁の幹部候補やNGOなど、社会的インパクトが大きい分野での人材採用を支援しており、社会の課題解決に向けた具体的な取り組みを行なっています。興味を持たれた方は、こちらのYouTubeチャンネルでプロジェクトの詳細を確認できます。