一棟マンションの全国平均価格が過去最高を更新
株式会社LIFULLのグループ会社である健美家株式会社が、2026年3月期の「収益物件市場動向マンスリーレポート」を発表しました。このレポートでは、住宅系収益不動産のデータを集計し、その結果を基に市場の動向を分析しています。
収益物件の価格動向
レポートによると、収益物件の3つの主要分野(区分マンション、一棟アパート、一棟マンション)の価格はいずれも前年と比べて上昇しています。特に注目すべきは、一棟マンションの全国平均価格が20,858万円に達し、2008年の集計開始以来の最高値を記録したことです。一棟アパートの全国平均価格も9,092万円と、こちらも過去2番目の高値となっています。このような傾向は、全体の平均利回りがある程度横ばいに留まっている中で起きています。
地域ごとの状況
さらに、今回のレポートでは首都圏に特化した集計結果も発表されています。一都三県のデータは、東京都心部の物件価格と密接に関連しており、23区はその振れ幅がより大きくなっています。具体的に言うと、区分マンションの価格は一都三県が対前年同月比で14.87%の増加に対し、23区では驚異的な21.98%の増加を見せました。
各物件の詳細な動き
区分マンション
2026年3月期の全国平均価格は2,653万円で、前年同月比では+20.37%、前月比では-0.52%となり、若干の変動があったものの全体としては価格が上昇しています。地域別に見ると、信州・北陸や東海ではそれぞれ+43.25%、+18.84%と大幅な上昇を記録しています。
一棟アパート
一棟アパートの全国平均価格は9,092万円で、前年比で10.50%の増加を示しました。特に顕著なのは、首都圏が14.06%、関西が11.26%と、主要地域での価格上昇が見られました。この価格動向は、地域ごとにばらつきがあるものの、全体としては上昇トレンドにあります。
一棟マンション
一棟マンションについては、全国平均価格が先述の通り20,858万円と高騰しました。地域別では、首都圏が23,996万円、関西が17,733万円、九州・沖縄が19,099万円と、これら3地域が又もや最高値を更新しています。ただし、九州・沖縄では+20.35%と急激な回復を見せています。
まとめ
全体として、不動産投資市場は依然として活況を呈していますが、地域により傾向が異なることが見受けられます。また、一棟マンションや一棟アパートの価格の上昇が続く現状は、今後の市場の動向に大きな影響を与える可能性があります。健美家は今後もこの動向を注視し、最新のデータを定期的に提供していく予定です。