障がい者支援施設向け新コンテンツ「依存症とは」のご紹介
障がい福祉サービス施設に従事する支援スタッフ向けに展開されるeラーニング「サポーターズカレッジ(サポカレ)」が、新しい研修コンテンツ「依存症とは」を発表しました。
この新コンテンツは、依存症についての理解を深めることを目的とし、依存症という長年の社会的課題に対する知識を提供します。近年では、アルコールや薬物だけでなく、ギャンブル、ゲーム、インターネットなど、様々な依存の形が注目され、社会全体での理解と対応が求められています。この講義では、依存症の基礎知識や進行の過程、そして本人や家族への影響をじっくりと考察します。また、悪循環のメカニズムや心理的背景、効果的な支援方法についても学び、実務に役立つ視点を提供します。
コンテンツの概要
1.
第1回「依存症とはどんな病気?」
このセクションでは、依存症の定義やその種類、特徴、進行の過程を詳しく解説します。依存症が社会に与える影響や適切な対応策も考え、自らの支援の在り方について多角的に捉える機会を提供します。
2.
第2回「依存症の影響について」
依存症が引き起こす症状やその悪循環に関する理解、さらに、依存による本人の日常生活や家族への影響について詳しく考察します。ここでは、支援する上で必要な視点を磨くことを目指します。
3.
第3回「依存症からの回復・対応」
依存症からの回復過程や新たな生活の構築に関して学ぶセッションです。専門機関や自助グループの有効活用法についても触れつつ、支援者としての視点を強化します。
このコンテンツは、初めて学ぶ方にもわかりやすく、身近なテーマとして捉えられるよう工夫されています。また、会話の中で起こる悪循環や本人の心理的側面についても焦点を当て、支援者としての重要な役割についてを考察します。
サポーターズカレッジの特色
「サポーターズカレッジ」は障がい者支援施設の全職員を対象にしたオンライン研修サービスで、定期的に配信される「15分で学べるWeb講義」や、インターネット会議システムを用いた「Liveゼミ」を通じて、全国の支援職員が学び合う環境を提供します。現場で求められる知識と技術を高め、障がい者福祉の使命を深めるための機会を提供することを目指しています。また、年間受講料165,000円(税込)で、同一施設からは何名でも受講可能という利点があります。
支援者としての成長を促す「サポーターズカレッジ」に興味がある方は、ぜひこちらで詳細を確認してください:
サポーターズカレッジ
最後に
NPO人材開発機構は、障がい者福祉に関わる職員一人一人が「働きがい」を持ち、業界全体のサービス水準を向上させることを目指しています。依存症について学ぶ新たな機会をぜひご活用ください。