つながるしるし
2025-10-10 20:19:42

第18回シヤチハタ・デザインコンペティションで新たな『つながるしるし』が誕生!

第18回シヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティション



この度、新しいアイデアを求める「第18回シヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティション」が開催され、その受賞作品が発表されました。ここ数年で急増するつながりの重要性をテーマにした本コンペには、国内外から1681件もの幅広い提案が寄せられ、特に注目を浴びました。コンペは、一般社団法人未来ものづくり振興会が主催し、愛知県名古屋市に本社を持つシヤチハタ株式会社の協賛を受けて行われました。

テーマ「つながるしるし」



今年のテーマは「つながるしるし」です。審査員による厳正な選考のもと、9点の作品が受賞に選ばれました。
このテーマのもと、これまでにない『しるし』の概念を具現化した作品が多数出品され、特に人々の間のつながりに焦点を当てた作品が印象的でした。審査員たちは、今回のコンペに出品された作品が新たな感覚を与えるものであるという意見が多数ありました。

受賞作品の紹介



1. グランプリ(賞金300万円)
- 「ライン印」 作:品田聡
シンプルな一本の短い線を使ったハンコで、複数のラインをつなげて新しい表現を生み出すことができます。

2. 準グランプリ(賞金50万円)
- 「hitohira」 作:畠中正太郎
アクリルの中に浮かぶ無数の線が、つながりや意味をもたらします。
- 「どすこい!シート」 作:チーム名 KO-MI(千勝美南、中嶋琴子)
公園で誰もが遊べる土俵を描くレジャーシートです。

3. 審査員賞(賞金20万円)
- 中村賞「気配灯」 作:北島鮎、鹿島理佳子
離れて暮らす人とのつながりを感じさせる明かりです。
- 原賞「苗字かるた」 作:マシモモモコ
日本の苗字を通じて人々のつながりを再認識させるカルタです。
- 深澤賞「Pum!」 作:濱口真里
赤ちゃんのほっぺのように優しく、手のひらの温もりを伝えます。

審査員のコメント



審査員の一人である中村勇吾は「モックアップのレベルが向上している」と述べ、実際に使える形でのアプローチの重要性を強調しました。
原研哉は、「今回も競争が激しかった」とし、テーマの深さと新しさを融合させた作品が高く評価されました。深澤直人も、作品によっては作者の強い確信が感じられるとコメントし、過去の参加者を凌ぐ高いレベルの提案が寄せられたと評価しました。

未来への期待



今後のシヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティションは、しるしという概念を更に拡張し、新しいつながりを生み出すプラットフォームとして進化し続けることでしょう。次回のテーマでは、さらなる革新が期待できると同時に、多様なアイデアがどのように形になるのか楽しみです。デザインコンペは、優れたアイデアの発掘だけでなく、人々の生活に新たなつながりを提供することも目指しています。

コンペへの参加は、誰もが自分自身の視点から新たなしるしを考え、提案できる機会です。

次回の応募受付は、2025年4月から始まります。どのような新しい『つながるしるし』が生まれるのか、期待が高まります。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

会社情報

会社名
一般社団法人未来ものづくり振興会
住所
愛知県名古屋市西区天塚町4-69
電話番号

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。