JR東日本と東急不動産が新たな住宅開発プロジェクトを発表

JR東日本と東急不動産ホールディングスの新プロジェクト

2023年2月に包括的業務提携を締結したJR東日本と東急不動産ホールディングスは、住宅開発プロジェクト『(仮称)JR船橋市場町社宅跡地開発計画』を発表しました。このプロジェクトは、千葉県船橋市のJR東日本が保有していた社宅跡地を活用し、両社のグループ会社が共同で推進するものです。

プロジェクトの概要

本計画は、約45,400㎡の広大な敷地に、1,000戸以上の住宅を供給する大規模な開発となります。また、太陽光パネルなどの再生可能エネルギーを導入し、緑化の推進により環境負荷を軽減する取り組みも行われる予定です。商業機能との複合化を図りつつ、地域に賑わいをもたらすことを目指します。工事は2025年8月に着工予定で、完了は2028年12月を見込んでいます。

地域計画の背景

このプロジェクトは、船橋市が策定した『船橋都市計画市場1丁目地区地区計画』によるもので、目的は地域の利便性向上や住環境の形成、環境保全および防災に配慮したまちづくりです。具体的には、船橋駅から850mの位置にあり、周辺には海老川も流れています。地元市場に隣接することで、地域資源をうまく活用し、活気あるエリアを創出することになります。