JR東日本スタートアッププログラム2024秋募集開始
東日本旅客鉄道株式会社とJR東日本スタートアップ株式会社が共同で、2024年秋のスタートアッププログラムを実施します。このプログラムは、ベンチャー企業や革新的なビジネスアイデアを持っている方々との協力を通じて、新しいビジネスを創出することを目的としています。
1. JR東日本スタートアッププログラムの概要
「JR東日本スタートアッププログラム」は、2017年から始まり、これまでに128件の提案が採択されてきました。これには、モビリティ事業や生活ソリューション事業が含まれ、一部は実用化にも成功しています。
2024年度の秋募集は、春募集に続くものであり、11回目の開催となります。今年のテーマは「地域共創」「デジタル共創」「地球共創(SDGs)」の3つです。これらのテーマは、未来に向けた協業を通じて、社会課題の解決や持続可能な成長を促進することを目指しています。
2. 事業領域と提案の条件
JR東日本グループが掲げる「変革2027」のビジョンに基づき、以下のような提案を募集します。
- - 人・モノ・情報の結び付け: 利便性を高めるサービス創出。
- - 快適な移動の創造: 出発地から目的地へのスムーズな交通手段の提供。
- - 安心・安全な輸送の技術革新: さらなるサービス向上を目指した技術の導入。
- - 魅力的な駅づくり: 国内外の人々が集う場をつくるサービス提案。
- - 地域の発展促進: 雇用や観光の増進を目指したアイデア。
- - 環境問題への取り組み: ニュートラルなエネルギー供給や食糧問題の解決への挑戦。
3. 参加する企業の条件
参加対象は、概ね設立から10年以内の企業で、実証実験を1年以内に実施できるとされる企業です。具体的には、自社のプロダクトやサービスを持っていることが求められます。
4. 応募の流れと注意事項
応募は、専用のホームページから行うことができます。応募期間は2024年10月17日から11月28日までです。提案には以下の条件が求められます。
- - 新規性があること。
- - JR東日本グループのリソースを活用すること。
- - JR東日本グループにとっての新たなビジネス展開に繋がること。
応募後は書類審査され、プレゼン審査を経て、アクセラレーション期間に移行します。プログラムの支援として、JR東日本グループが保有する情報やプロモーション設備などを利用でき、メンターも配置されて提案の実現をサポートします。
5. まとめ
JR東日本スタートアッププログラム2024秋は、新たなビジネスチャンスを求める企業にとって大きな舞台です。この機会を通じて、地域社会や持続可能な社会に貢献する斬新なアイデアが生まれることを期待しています。