新たな端末管理の支援サービス、TOSYSが提供するMCCEパッケージ
長野県長野市に本社を置く株式会社TOSYSは、マイクロソフトが展開する「Microsoft Connected Cache for Enterprise」(以下、MCCE)を活用した導入支援サービスを2025年11月10日より提供開始します。この新しいソリューションは、既存のWSUS(Windows Server Update Services)とMicrosoft Intuneのメリットを融合させた、次世代の端末管理ツールとして注目されています。
MCCE導入のメリットとは?
MCCEの導入により得られる主なメリットは以下の通りです。
1. ネットワーク負荷の軽減
社内キャッシュサーバーからの配信を行うことで、インターネットトラフィックを最小化し、ネットワークの負荷を大幅に軽減します。これにより、従業員の快適な業務環境を実現します。
2. 管理者による柔軟な制御
Intuneを利用することで、ポリシー管理が強化され、ソフトウェア更新のタイミングや対象の設定を柔軟に行うことができます。これにより、IT部門はより効率的で迅速な対応が可能となります。
3. セキュリティの強化
MCCEは、Microsoft Defenderの定義ファイル等の更新もキャッシュ経由で配信できます。これにより、常に最新のセキュリティ対策が施された端末を維持し、企業のセキュリティリスクを低減します。
4. スムーズな移行
WSUSからの移行を段階的に支援しており、業務に与える影響を最小限にとどめる配慮がなされています。これにより、企業は落ち着いて新システムへの移行を進めることができます。
導入支援パッケージプランの概要
「Microsoft Connected Cache for Enterprise 導入支援パッケージプラン」は、約3ヶ月の期間で企業の更新管理を効率化するサポートを提供します。少人数での検証から全社への展開まで対応し、運用開始後には設計書やマニュアルもお届けいたします。このパッケージは、WSUSの代替ソリューションをお探しの方やMCCEに興味がある顧客に特におすすめです。
パッケージプランの費用
導入支援費用は1,500,000円(税込)となっており、ヒアリングシートやパラメータシート、テスト項目書、運用管理マニュアルが提供されます。なお、本サービスの利用にはMicrosoft 365 E3またはE5のライセンスが必要ですので、初めての方は事前にライセンスの確認をお願いいたします。
TOSYSの実績と展望
株式会社TOSYSは2006年から「Livestyle」ブランドのもと、マイクロソフト社製品を扱うクラウドサービスを提供しています。2015年には、マイクロソフト社と1-Tier CSP (Direct)契約を結び、Microsoft 365やAzure関連のマネージドサービスを展開。これまでに200社以上の国内企業にサービスを提供し、確かな実績を持っています。また、2022年には「Microsoft Base Nagano」を開設し、テクノロジーを楽しく学べる環境の提供を目指しています。
この新しいMCCEの導入支援パッケージにより、企業の情報管理がさらなる効率化を図ることが期待されています。興味のある方は、ぜひ参考URLをご覧ください。
参考URL
まとめ
今後ますます重要視されるIT管理の効率化とセキュリティの強化。この「Microsoft Connected Cache for Enterprise」の導入支援サービスは、その両方を実現するための重要な一歩と言えるでしょう。