檜原村のテレワーク拠点
2022-11-02 13:30:01

新たな働き方を提案する檜原村の「Village Hinohara」が11月オープン

檜原村の新しい試み「Village Hinohara」



東京都の西多摩地区に位置する檜原村は、自然豊かな山村として知られています。この村に、11月に新たな関係人口拠点、「Village Hinohara」がオープンします。この施設は、テレワークやワーケーションを目的とした新しい交流拠点として、都会の喧騒を離れた静かな環境で働き、リラックスすることができる場を提供します。

交流の場としての「Village Hinohara」



檜原村は都心から50km圏内に位置しながらも、美しい自然環境が残っています。この村では、地域住民や移住者、さらには都市部からのテレワーカーやノマドワーカーが共に集うことで新たな交流の地を形成しています。「Village Hinohara」では、会員同士が共に働き、生活しながら、地域と深く関わる機会が提供されます。このような活動が、檜原村のコミュニティの活性化につながることが期待されています。

このプロジェクトは、檜原村が設置した施設を一般社団法人アナドロマスが運営し、地域住民と外部からの訪問者が互いに交流し、支え合うことを目指しています。そのためには、文化や自然を共有し、共に体験することが重要です。

施設の設計と自然環境の魅力



「Village Hinohara」の設計は、株式会社マウンテンハウスアーキテクツによるものです。環境への配慮から、建物は周囲の地形に寄り添った形で設計されており、自然との調和を重視しています。特にワークスペースには、開放的なテラスが設けられ、周囲の山々の美しい景色を楽しむことができます。都心から訪れた人々が自然の中で集中して仕事をするには、最適な環境が整っています。

この施設は、都心からのアクセスも良好で、電車とバスを利用すれば約2時間、車でも1時間半程度で到着できます。秋川の清流近くで、周囲にはハイキングや登山、渓流釣りなどのアクティビティが楽しめる場所も豊富です。

会員制システムによる運営



「Village Hinohara」では会員制度が導入されています。会員は、コワーキングスペースの利用や宿泊のほか、地域のアクティビティにも参加できます。例えば、薪を割ったり、料理をするなど、村での暮らしを体験することも可能です。共有スペースでは、他の会員との交流が生まれ、食事を共にしたり、暖炉で過ごすことでコミュニティが育まれます。

周辺には地元のカフェや居酒屋、スーパーもあり、地域の暮らしを楽しむことができます。また、提携先の農園での農業体験や、新たに整備されるアウトドアサウナ、森林ワークショップなども予定されています。

開業の詳細とイベント情報



「Village Hinohara」は、2022年11月30日(水)にオープン予定です。事前内覧も行われ、期間中に訪れた訪問者には、アート展と連動したスペシャルイベントも用意されています。公式ウェブサイトからの申し込みで、宿泊付きのチケットを購入することも可能で、地域アート展を楽しむことができます。

地域の活性化と新たな働き方の提案が融合した「Village Hinohara」は、都市と自然の架け橋として、多くの人々に受け入れられることでしょう。今後の展開に大いに期待しています。

会社情報

会社名
一般社団法人アナドロマス
住所
東京都西多摩郡檜原村下元郷303
電話番号
042-588-4650

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