AI動作解析技術を進化させる取り組み
株式会社SPLYZAと国立大学法人大分大学、さらに理学療法士の伊藤忠氏が共同で研究を行います。この研究では、AIによるマーカーレス3D動作解析アプリ「SPLYZA Motion」を活用し、スポーツ教育やヘルスケア分野での応用を目指します。
共同研究の背景と目的
近年、スポーツやリハビリテーションの現場において、身体にセンサーを装着することなく動作を分析できるマーカーレス動作解析技術に対する需要が急増しています。この新しい技術は、様々な対象者や環境に適応できる可能性を秘めており、より精度の高い動作解析を実現するための基盤を築くことが目的です。
このため、SPLYZAは「SPLYZA Motion」を使用して、解析精度を検証し、汎用モデルの開発を行います。共同研究契約は2026年3月16日に締結され、各関係者はそれぞれの専門性を活かした役割を果たします。
役割分担とは?
- - 大分大学:研究全体の統括を担い、当該プロジェクトで得られた解析データの精度を検証します。
- - 伊藤忠氏:専門的なデータ収集とその検証に協力します。特に小児の歩行分析に関する経験が光ります。
- - SPLYZA:動作解析のアルゴリズム改善を行い、システム開発に努めます。
SPLYZA Motionの特徴
「SPLYZA Motion」は、AIを駆使したマーカーレス3D動作解析アプリで、2022年にサービスの提供を始めました。2026年4月現在、教育機関や医療機関を中心に約200の施設に導入されています。このアプリは動作をリアルタイムで解析し、運動能力の可視化やデータに基づくフィードバックを可能にします。
この技術によって、利用者は自身の運動データを詳細に分析でき、具体的な改善点を明確にすることができます。
大分大学と伊藤忠氏について
大分大学は1949年に新制大学として設立され、教育、経済、医療、理工、福祉健康科学などの多様な学部と研究科を持つ総合大学です。彼らは「未来を創る」ビジョンのもと、教育や地域貢献に注力しています。
伊藤忠氏は、小児の歩行分析の専門家で、3次元動作解析装置を使ったバイオメカニクス研究の権威です。日本人の子どもの歩行発育に関する大規模な研究を手掛け、深い知見を持っています。
期待される成果
この共同研究を通じて、マーカーレス動作解析技術の精度向上が実現することが期待されており、さまざまな分野への応用が見込まれています。特に、症状改善やスポーツ教育の質を向上させる可能性があり、より多くの人々に貢献できる技術としての発展が待たれています。
SPLYZA、いわば未来の健康管理やスポーツ教育を支える技術として、さらなる革新を目指しています。