自律ドローンの新時代
2025-11-17 13:43:53

自律飛行ドローンが常駐する新たな社会インフラを構築する「Skydio X10 Dock」の設置

自律飛行ドローンが常駐する新たな社会インフラを構築する「Skydio X10 Dock」の設置



株式会社アイ・ロボティクスが運営する「ドローンフィールドKAWACHI」に、新たに自律型ドローン「Skydio X10 Dock」が常設されることとなりました。このドックは、最新のドローン運用技術を搭載し、24時間365日のリモート運用を実現します。今後、災害調査や警備、施設点検などの分野で利用され、業務の効率化や安全性向上に貢献することが期待されています。

設置の背景と目的


今回の取り組みは、現代社会における労働力不足の解消や、即応性の向上を目指しています。特に、自律飛行ドローンは、災害時の迅速な対応や点検業務において、不可欠な技術となりつつあります。アイ・ロボティクスが顧客向けに提供するこのドックは、特定の条件下での運用を可能にし、その普及を加速させるための中心拠点となるでしょう。

「ドローンフィールドKAWACHI」は、成田空港からのアクセスも良く、利根川上空への飛行エリアが確保されています。これにより、さまざまな高機能ドローンを日本の環境に適応させるための実験とデモンストレーションが行われることとなります。

今後の取り組み


自動運用のデモンストレーション


「Skydio X10 Dock」を使用して、完全自動の離着陸、巡回点検、異常検知といった機能の実演が常に行える体制が整います。これにより、参加者は現場での効率性や安全性をリアルタイムで体感し、自律飛行ドローンの利便性を実感することができます。

人材育成と導入支援


アイ・ロボティクスは、次世代のオペレーターを育成するプログラムを提供します。自治体や企業向けに、運用設計やデータ解析、AI点検のカスタマイズ支援を行い、導入を考える企業に対しては、現場条件に合った運用をサポートします。

社会インフラへの応用


今後は、製鉄や電力、建設分野などでの社会実装を目指し、共同での実証実験も進めていきます。これにより、ドローン技術が安全かつ効率的に実用化され、点検や監視業務の無人化が期待されています。

Skydio X10 DockとドローンフィールドKAWACHIについて


「Skydio X10 Dock」は、完全自律での運用が可能な画期的なシステムです。遠隔からの操作が可能で、様々な気象条件でも利用できることから、その汎用性は非常に高いものであります。この技術を活用し、現場での不在時でも監視・点検が可能になります。

ドローンフィールドKAWACHIは、廃校を再生した施設であり、多様な飛行試験が行える全国有数の実証拠点です。この場所では、ドローンの実証実験だけでなく、教育や共同研究としての側面も持つ、非常に価値のある施設です。

今後のデモンストレーションイベントも予定されており、そこでは自律運用の実際を多くの方々に体感していただける機会が設けられています。アイ・ロボティクスはこのような取り組みを通じて、新たなドローン運用のスタンダードを創出し、日本国内の社会基盤の変革を促進していく方針です。


画像1

画像2

画像3

画像4

会社情報

会社名
株式会社アイ・ロボティクス
住所
東京都渋谷区道玄坂1-16-6二葉ビル GUILD Dogenzaka2階 6号室
電話番号

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。