セキュリティ疲れ
2026-09-07 16:23:27

国内企業の75.4%が実感する「セキュリティ疲れ」とは

セキュリティ疲れがもたらす影響とその実態



新たに発表された「セキュリティ疲れ白書 2026」では、日本国内の企業が直面している深刻なセキュリティの課題が浮き彫りになりました。TD SYNNEXが実施した調査によると、従業員300名以上の企業の75.4%がセキュリティ運用の負荷に疲弊感を抱いていると回答しています。

この調査では、IT部門の責任者やセキュリティ担当者、経営層410名を対象に行われました。その結果、複数のセキュリティツールを運用することによるアラートの増加や、限られた人材での対応が企業に過度な負担をかけていることがわかりました。特に、87.3%が特定の担当者に依存しており、運用の属人化が深刻な問題であると認識しています。

セキュリティツールの過剰と運用の複雑化



調査の背景には、サイバー攻撃の高度化があると言われています。企業はセキュリティ対策を強化するために、多数のサイバーセキュリティツールを導入しましたが、その結果逆に運用が複雑化し、現場は疲弊しているという現実が明らかになっています。アラートや通知が増えることで、担当者はその全てを管理しきれず、日々の業務が圧迫されるという悪循環に陥っています。

さらに、78.8%の企業が人材不足が運用に影響を及ぼしていると回答しており、限られた人員が重圧にさらされています。セキュリティの運用において、専門的な判断が求められる場面が増えている中で、こうした状況はますます深刻化しているのです。

「セキュリティ疲れ」の定義とその要因



同白書では「セキュリティ疲れ」を、セキュリティツールの運用やアラート対応からくる疲労感と定義しています。この運用負荷は、以下の4つの要因によって引き起こされています。
1. ツール過多:管理コンソールの分散
2. アラート疲れ:通知の増加やノイズ
3. 可視性ギャップ:状況把握への自信の欠如
4. 人材不足・属人化:運用判断が特定の担当者に集中

これらの要因が複雑に絡み合い、セキュリティ運用の効率性を低下させています。持続的なセキュリティの運用を実現するためには、単なるツールの導入に留まらず、情報を集約し、アラートに優先順位をつけ、重要な脅威に集中できる体制を整えることが急務です。これはインシデント時の対応力を向上させるためにも極めて重要です。

将来に向けた改善策



今後、セキュリティ運用において最も求められるのは、「アラート対応の自動化・優先順位付け」と考えられています。このニーズは、調査の結果に見られるように36.3%が最も重要だと評価しており、次いで「脅威の可視化・ダッシュボード強化」が26.1%、さらに「ツールの統合・一元管理プラットフォーム」が17.8%と続いています。

自動化や優先順位付けが行われることで、担当者の負担が軽減され、より重要な脅威に対して迅速に対応できるようになります。企業はこの課題解決に向けた取り組みを強化しなければなりません。

結論



「セキュリティ疲れ」に直面している企業は多いですが、その解消に向けた対策を講じていくことが求められています。TD SYNNEXは、セキュリティ製品だけでなく、運用の効率化や可視化を支援するソリューションを提供し、企業が持続可能なセキュリティ運用を実現できるよう様々な取り組みを行っています。「セキュリティ疲れ白書 2026」は、その一助となる重要な資料です。

白書の詳細な内容の確認やダウンロードは、こちらからできます。


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会社情報

会社名
TD SYNNEX株式会社
住所
東京都港区芝浦3丁目1−1msb Tamachi 田町ステーションタワーN 21階
電話番号
03-4595-4550

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