第一学院 managaraBASEの新たな挑戦
最近、教育業界に新たな風が吹いています。株式会社ウィザスが運営する「第一学院 managaraBASE」が、東京都吉祥寺と愛知県名古屋市名駅に新しいキャンパスを開設することが発表されました。これにより、今後の教育機会がさらに広がることが期待されています。
第一学院 managaraBASEとは?
「第一学院 managaraBASE」は、第一学院高校グループの一環として、2023年に東京池袋に設立された通信制高校です。この新しい学びの場は、高校生や大学生を対象に、従来の教室型教育から脱却し、個々の学び方やスケジュールに合わせたフレキシブルな学習環境を提供します。その特徴の一つは、生徒一人ひとりの「したい」を見つけ、実現するカリキュラムです。
新校舎の開設は、2025年に予定されています。吉祥寺キャンパスは2025年3月、名駅キャンパスは2025年4月にそれぞれ開校する予定で、地域の教育とも密接に関わりながら、高校・大学を通じた一貫した教育を提供していきます。
個別のニーズに応えるカリキュラム
第一学院 managaraBASEでは、「ジブン、Discoveryしよう」というコンセプトの下、多様なカリキュラムが準備されています。生徒は興味を持った課題に取り組むことで、自らの「ジブン軸」を発見し、社会で求められる「ポータブルスキル」を身につけることができます。このスキルは、どのような環境でも通用する能力を指し、思考術やタイムマネジメント、ファイナンス、ライティングなどが含まれています。
特に重要なポイントは、これらのスキルをゲーム感覚で身につけられる仕組みです。カードを使ったアプローチによって、生徒たちは楽しみながら学び、アウトプットを通じて成長を実感することができます。年に数回開催される「グロースピッチ」では、日々の学びや活動を発信するチャンスが与えられ、それぞれの経験が自己表現の場となります。
株式会社ウィザスの理念
「第一学院 managaraBASE」を運営する株式会社ウィザスは、1976年に設立され、教育分野を中心に幅広い事業を展開しています。教育の根幹に「生徒第一」という理念を掲げ、各地域において「社会で活躍できる人づくり」を目指しています。そのため、地域への貢献や教育の質を高める取り組みに力を入れており、新校舎開設もその一環として位置づけられています。
新しく開設されるキャンパスは、生徒たちが自分自身の未来を切り開くための大きな一歩となることでしょう。多様な選択肢が用意されている第一学院 managaraBASEは、若者たちがより充実した学びを享受できる場所となることを期待されています。今後の進展に注目です。