札幌ダイビル再開発始動
2024-07-11 15:58:47

札幌の新たなランドマーク誕生!ダイビル株式会社が「札幌ダイビル再開発プロジェクト」の新築工事に着手

札幌に新たなランドマーク誕生!「札幌ダイビル再開発プロジェクト」始動



ダイビル株式会社は、2023年5月末に閉館したダイビルPIVOT 他の跡地に、新たなランドマークビルを建設する「札幌ダイビル再開発プロジェクト」の新築工事に着手しました。

本プロジェクトは、札幌のメインストリートである駅前通りに面し、地下街に直結する市内有数の好立地を活かし、商業・オフィス・ホテルなどの多様な機能を備えた複合施設として誕生します。

街の賑わいを創出する多様な空間



低層階には、駅前通り沿いのメゾネット区画、地下2階区画、北側中通り沿い区画の3つの異なる特徴を持つ店舗で構成された商業施設が展開されます。

路面店舗では、ブランドの顔出しによって街並みを彩り、地下2階には日常動線のエスカレーターを設けた地下広場へ開いた店舗が配置されます。北側中通り沿い区画には、小規模区画を集積させた高密度な賑わい空間が創出され、街に開かれた商業施設を目指します。

中層階(3階から8階)は、駅前通り・南2条通り・中通りに大きく開いた整形なオフィス空間として設計され、設備スペースをコア側に集約することで、小割区画に対応しやすく自由度の高いオフィス空間を実現します。

高層階には、ウェディング事業国内大手のテイクアンドギヴ・ニーズが手掛けるラグジュアリーブティックホテル「TRUNK(HOTEL)」が開業予定です。同ホテルは、2017年に東京・神宮前に1号店、昨年9月に東京・代々木公園に2号店がオープンしており、北海道への進出は本プロジェクトが初となります。

環境負荷抑制と災害への備え



本プロジェクトでは、環境負荷の抑制と災害時のBCP対策にも力を入れています。

環境性能面では、高効率熱源と大温度差送水システム、DHC(地域冷暖房システム)、Low-e複層ガラスなどを採用し、CO2フリー電力を導入することで脱炭素化を目指します。

災害対策としては、制振ブレースやオイルダンパーを使った制振構造を採用し、巨大地震動にも耐えうる強固な耐震性能を確保しています。また、停電時にも72時間運転可能な非常用発電機を設置することで、防災設備や照明、トイレなどの主要機能への電力供給を確保。さらに、地下2階地下広場には、100人分の帰宅困難者一時滞在スペースおよび防災備蓄倉庫を計画しています。

札幌の街に新たな風を



ダイビル株式会社は、「つながりを創出し、伝播させていく」をコンセプトに、商業・オフィス・ホテルの多様な人々の営みの連携により『コト』を、そこに暮らす人々と道外からの人々の相互作用により『ヒト』を、札幌の歴史、文化とこれからの発展により『トキ』をつなぎ、そこで生まれるシナジーを波及させることで、札幌の街にあたらしい風を吹き込むランドマークビルを目指しています。

本プロジェクトは、2027年1月末の竣工を予定しており、札幌の街のさらなる発展に貢献していくことが期待されます。


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