ベネッセグループ、日本マイクロソフトのAI人材育成プログラム「Code; Without Barriers in Japan」に参画 - 女性のデジタルスキル向上とキャリア支援を促進 -
ベネッセグループが、日本マイクロソフトのAI人材育成プログラム「Code; Without Barriers in Japan」に参画することを発表しました。このプログラムは、女性のAIスキル向上と、ジェンダーギャップの解消、多様性の促進を目指しており、ベネッセグループは日本マイクロソフトと共に、社会全体のデジタルスキル向上と女性のキャリア支援に貢献していきます。
日本の少子高齢化と労働人口減少は深刻な問題であり、特にIT業界では2030年までに最大79万人の人材不足が予測されています。一方で、業界における女性の割合は約28.9%と低く、女性IT人材の増加が期待されています。
ベネッセグループは、2023年6月に女性に特化した人材紹介・フリーランスマッチング事業を運営するWaris社を連結子会社化し、2024年6月には20~30代の若手女性社員向けメンタリングサービス「withbatons(ウィズバトンズ)」を開始するなど、女性人材育成事業を強化しています。
今回の「Code; Without Barriers in Japan」への参画は、この取り組みの一環であり、女性のAIスキル習得機会の提供を通じて、社会全体のデジタル化を促進し、より多様な人材が活躍できる環境を築くことを目指しています。
プログラムへの具体的な取り組み
ベネッセグループは、以下の取り組みを通じて「Code; Without Barriers in Japan」を支援します。
ベネッセコーポレーション:
プログラム参加者4,000名への法人向けオンライン動画学習プラットフォーム「Udemy Business」の無償提供
日本マイクロソフトと共同での「Udemy Business」内の学習カリキュラム(ラーニングパス)制作
プログラム参加者向けイベント支援
Waris:
Waris登録者へのプログラム案内
* プログラム参加者向けイベント支援
各社のコメント
日本マイクロソフト株式会社執行役員 チーフラーニングオフィサー プロフェッショナルスキル開発本部長野田 景子氏は、「Code; Without Barriers in Japan」は、女性のAI人材育成に特化したプログラムであり、第一期の約7,000人の参加実績を踏まえ、第二期ではさらに多くの女性にAIスキル習得機会を提供できることを嬉しく思っている、とコメントしています。
株式会社ベネッセコーポレーション執行役員 社会人領域担当(Udemy日本事業責任者)飯田 智紀氏は、最新の「Udemy Business」学習トレンドによると、日本では「Microsoft Copilot」をはじめとする生成AIの学習ニーズが高く、本プログラムを通じて、より多くの方々が「Udemy Business」でAIスキルを身につけ、活躍できる機会を提供できることを嬉しく思う、とコメントしています。
株式会社Waris 共同代表田中美和氏は、Warisは、女性の多様な働き方への支援を通じて、すべての人の自分らしい人生を応援する人材サービスを提供しており、今回の「Code; Without Barriers in Japan」への参画を大変嬉しく思う、とコメントしています。
まとめ
ベネッセグループは、日本マイクロソフトとの連携を通じて、女性のデジタルスキル向上とキャリア支援を促進することで、社会全体のデジタル化を推進し、より多様な人材が活躍できる環境の構築に貢献していきます。