12月のMF文庫J新刊情報
2024年12月は、MF文庫Jの新刊が豊富にラインナップされています。特に注目すべきは、第20回MF文庫Jライトノベル新人賞の受賞作です。これらの作品は、ファンタジー、冒険、感動をテーマにした物語が詰まった濃厚なストーリーが展開されます。以下に、受賞作品3本をご紹介します。
最優秀賞作品『エンバーミング・マジック魔法を殺す魔法』
この物語は、「魔法使いは他者に魔法を使ってはいけない」という禁忌から始まります。主人公が目の前で車にひかれた少女を救うために禁忌を破り、結果として彼女は猫にされてしまいます。彼女が人間に戻るためには魔法の特訓を受けなければなりません。新たな冒険が始まり、禁じられた魔法の世界に足を踏み入れることとなる彼らの姿を描いた、現代のジュブナイルファンタジーです。読者は、彼らの奮闘を見届けながら、禁断の魔法の裏側に潜む謎を解き明かしていくことになります。
優秀賞作品『巡る冬の果てで、君の名前を呼び続けた』
この作品は、かつての勇者たちが魔王を倒した後も、世界が平穏とは程遠い状況で始まります。強大な魔力が残した傷は人々を苦しめ、主人公である魔法師エルメは自らの運命と向き合うことになります。彼女の孤独な旅の中で出会ったのは、アンデッドの少年。余命わずかな少女と不死の少年が、終わりゆく世界を舞台にした新たな旅の物語が展開され、友情や未来に希望を見出そうとする姿が描かれます。読者はこの物語を通じて、美しさと切なさが交差する感動的なストーリーに触れられます。
佳作『妹は呪われし人形姫人間を恐れる兄は、妹の呪いを解くため立ち上がる』
兄のジンは、妹のアインのために人形と交信できる能力を持っていますが、人に対して壁を作っていました。彼は妹を救うために悪魔と契約し、蘇生を試みますが、うまくいかず、妹の体の一部が人形になってしまいます。兄妹の絆に焦点を当て、絶望から立ち上がるジンの姿が描かれています。二人の物語は、恐怖や苦悩を超えて、愛と勇気の重要性を教えてくれます。
注目作品のラインナップ
さらに、MF文庫Jの大人気シリーズ『Re:ゼロから始める異世界生活』の最新刊や、感動的なストーリーが魅力の『緋弾のアリア』の最新作も同時発売。各ジャンルの作品が揃い、ファンにとって忘れられない新刊が満載です。
MF文庫Jの12月新刊は12月25日(水)に発売されます。
- - MF文庫J公式サイト: こちら
- - 第20回MF文庫Jライトノベル新人賞特設サイト: こちら
いずれの作品も、これからの時期にぴったりな読み応えのある小説ばかりです。この機会にぜひ手に取ってみてください!