SynQ Remoteの進化
2020-10-28 11:00:08

現場業務の効率化を実現する「SynQ Remote」の進化とは

現場業務の効率化を実現する「SynQ Remote」の進化とは



近年、多くの業界でデジタル技術の導入が進む中、特に建設・メンテナンス業界では、依然として非効率な業務慣習が散見されています。これらの業界では高齢化や人材不足が深刻な問題となっており、特に新型コロナウイルス感染拡大の影響下では、リモートワークや在宅勤務の必要性が高まっています。これを受けて、株式会社クアンドは様々な業務課題を解決するための新たなツール、「SynQ Remote」を開発しました。

SynQ Remoteの背景と目的


クアンドは、建設・メンテナンス業界における厳しい現場の業務負荷を軽減するため、遠隔から現場状況を把握し、適切な指示を出すことが可能な「SynQ Remote」の開発に着手しました。このツールは、特に三谷産業との協力のもとで行われた実証実験を通じて、効果的なコミュニケーションを実現することを目指しています。

三谷産業との二度目の実証実験


三谷産業は、空調や給排水衛生設備の設計施工を行っており、従来の業務の効率化を図るために、クアンドの提供する「SynQ Remote」のさらなる導入を決定しました。2019年に続く今回の実証実験では、複数の部署で実際にツールを操作し、その効果を確かめる試みがなされました。

SynQ Remoteの機能概要


「SynQ Remote」には、現場で働く人々のリモート作業をスムーズにするための機能が充実しています。特に、双方向からポインタを表示する機能や、音声による指示を即座にテキスト化できる音声テキスト機能は、現場での指示や確認を正確かつ迅速に行うことを可能にしています。

実証実験での結果


実証実験では、若手担当者が現場での質問や確認を行う際、かつては事務所のベテランが現場に駆けつける必要があり、往復20分の移動時間が発生していました。しかし、「SynQ Remote」を用いることで、遠隔で状況を把握し、明確な指示が可能となり、コミュニケーションの効率が著しく改善されました。また、移動を削減することで、コロナ禍における安全な業務環境も確保されました。

ポインタ機能による的確な指示


多くのユーザーから高く評価されたのは、「ポインタ機能」でした。この機能を通じて、現場での遠隔指示がより的確に行えるようになり、担当者による迅速な対応が実現されました。実際に、利用者からは「的確な指示・確認ができる」とのお声が多数寄せられています。

今後の展望


クアンドは、今回の実証実験で得たフィードバックを基に、2020年11月2日に「SynQ Remote」を正式リリースする予定です。また、リリースに際し記者会見をオンラインで行うため、興味をお持ちの方は事前申し込みが可能です。

まとめ


「SynQ Remote」は、建設・メンテナンス業界における現場の課題に真剣に向き合い、業務効率を劇的に向上させる可能性を秘めています。これからの働き方の新たな形を示すこのツールは、今後の発展が非常に楽しみです。

会社情報

会社名
株式会社クアンド
住所
福岡県北九州市八幡東区枝光2丁目7−32
電話番号
050-5050-2263

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