KISUI TakanawaがDEMO DAYで注目される理由
宿泊型産後ケアサービスを展開するSoyogi株式会社が、ニッセイキャピタル主催の『50M』DEMO DAYで優れた成果を上げました。特に、同社が提供する『産後ケアリトリートKISUI Takanawa』が、審査員から高評価を得て、審査員賞に輝きました。これは、産後ケア市場のニーズに応えた独自性や将来性が評価された結果であり、業界関係者からの注目を集めています。
KISUI Takanawaの背景とメリット
KISUI Takanawaは、東京都港区に位置するグランドプリンスホテル新高輪内に開設され、宿泊型の産後ケアを専門にしています。昨年7月に開業したこの施設は、特に産後の母親たちに焦点を当て、メンタル的・フィジカルなサポートを提供することを目的としています。
海外においては、宿泊型の産後ケアは一般的に広く受け入れられている概念であり、母親が第三者の手を借りて心身の回復を図ることが珍しくありません。一方、日本では多くの家庭が共働きであり、マンパワー不足が深刻化しています。このような背景から、産後ケアの需要が急増しているのです。
KISUIは、助産師や保育士からなるプロフェッショナルチームがサポートを行い、授乳、育児指導、母体の変化に関する相談など、母親が抱える悩みを解消するサービスを提供しています。施術はオールインクルーシブで、宿泊中に必要なケアがすべて整っています。
産後ケアを取り巻く現状
日本の育児環境は大きく変化しています。産後は心身に多くの負担がかかり、これが多くの母親の心理的ストレスとなっています。孤立感や育児に対する不安を抱える中、KISUIのサービスは、他国と同様に専門家のサポートを受ける新たな選択肢を提供しています。このサービスの利用は、精神的な安心感をもたらし、育児をよりスムーズにする手助けとなるでしょう。
代表者の情熱
Soyogi株式会社の代表取締役である田中優美氏は、金融業界からのキャリアを経て、少子化という大きな社会的課題が背景にある「子どもを産むことの負担」を軽減するために起業しました。彼女自身も最近第一子を出産したばかりであり、今なお育児に奮闘しています。
「産後は特に心身のストレスが重なる時期です。私自身の経験から、専門家の手を借りることで育児をより快適に乗り越えることができると確信しました」と彼女はコメントしています。病と育児という二重の苦労を経た今、彼女はこの事業を通じて、より多くの家族が楽に子どもを産み育てる社会をめざしていきます。
今後もKISUIは、産前産後関連領域において新たなサービスを展開し、マーケットリーダーを狙っていく方針です。彼女のビジョンと情熱は、今後の展開に期待を寄せる多くの家庭にとって希望となるでしょう。
KISUI Takanawaの利用について
KISUI Takanawaは、産前~産後4か月未満の方が対象で、1泊2日から利用可能です。公式サイトでは、詳細な情報や予約が行えます。母と子の専門的なケアが堪能できるこのリトリートは、産後の新しい生活に向けた心強いサポートとなること間違いありません。
【住所】東京都港区高輪3丁目13-1 (グランドプリンスホテル新高輪内)
【公式サイト】
KISUI Takanawa
【Instagram】
@kisui_takanawa