KRAFTONの新たな展開
2021-06-30 13:16:33
KRAFTONがThingsflowを買収、インタラクティブコンテンツ市場の革新を目指す
韓国のゲーム開発企業KRAFTONが、インタラクティブコンテンツ製作の先駆者であるThingsflowを買収したとの発表がありました。KRAFTONの代表取締役、キム・チャンハン氏は、この買収により、同社が目指す未来のエンターテインメントコンテンツ業界での革新を加速させる計画であると述べています。他方、Thingsflowはイ・スジ氏が代表を務め、キャラクターIPを活用したチャット型コンテンツプラットフォーム「Hellobot」を展開しており、既に400万人のユーザーに利用されています。同社の成功は、特にミレニアル世代やZ世代の間での人気によるもので、最近ではインタラクティブストーリーゲーム「Story Play」をリリースしています。
この買収の背景には、KRAFTONがインタラクションデザインの強化を図りながら、コンテンツ産業の先端を行くという戦略があります。特に、Thingsflowの持つインタラクションコンテンツ制作のノウハウと、KRAFTONが進める新たなエンターテインメントビジネスモデルの融合が期待されています。また、最近の事業として、KRAFTONは新たに設立されたBetwinusとその事業部門を傘下に持つVCNCの買収を進めています。このBetwinは、恋人たちのコミュニケーションを支援する世界最初のカップルメッセンジャーサービスで、3,500万人以上が利用している実績があります。
Thingsflowのイ・スジ代表は、KRAFTONとの提携が、技術力や独創性、競争力を兼ね備えたインタラクティブコンテンツの展開に繋がると語り、同社のチャレンジ精神を称賛しました。KRAFTONは、ゲームだけでなく、IPの発掘やディープラーニングといった非ゲーム事業にも積極的に投資を行う姿勢を示しています。
KRAFTONは、自社制作スタジオを多数有し、バトルロイヤルゲーム『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』やMMORPG『TERA』など、様々なジャンルのゲームを手がけてきました。また、PC・モバイル・コンソール向けのカジュアルゲームの開発も進めており、技術企業としての強みを発揮しています。The future of gaming and interactive content lies within the strategic merging of KRAFTON and Thingsflow's strengths, which could reshape the entertainment industry as we know it. KRAFTONのビジョンは、楽しさに溢れた未来を創造することであり、今後の展開に注目が集まります。
会社情報
- 会社名
-
KRAFTON JAPAN株式会社
- 住所
- 東京都渋谷区渋谷1-3-15BIZCORE渋谷8階
- 電話番号
-