革新的インホイールモータ
2026-05-11 17:25:51

エクセディとルノーが共同開発したインホイールモータの初量産販売が始まる

エクセディとルノー社の新たな挑戦



エクセディ株式会社(本社:大阪府寝屋川市)は、子会社であるProtean Electric Ltd.(プロティアン社)が開発した先進的なインホイールモータ技術を、フランスの大手自動車メーカー、ルノー社が製造する「Renault 5 Turbo 3E」に搭載することを発表しました。このモデルは2027年から販売が開始される予定であり、量産型乗用車にインホイールモータを標準搭載するのは、世界初の試みとなります。

インホイールモータ技術の革新


プロティアン社の「プロティアン・ドライブ」インホイールモータ(IWM)技術は、この新型電動ミニスーパーカーに必要な高い出力とトルクを実現しています。わずか2年の間に開発されたこの技術は、555馬力の力を発揮し、0-62mph(約100km/h)加速を僅か3.5秒で達成します。各車輪に直接モーターを配置することで、車両のデザインにおける自由度が向上し、優れた走行性能とエネルギーの効率的な回収が可能になります。

次世代モビリティの実現


プロティアン社は、2026年3月にエクセディの傘下となった企業であり、インホイールモータの開発・製造・販売をリードする存在です。この技術により、車両の制御や運動性能が飛躍的に向上し、デザインの自由度が拡大されることが期待されています。また、SDV(Software Defined Vehicle)における制御統合の課題解決にも寄与しており、ルノー社への採用は、その技術的優位性が国際的に認められた証でもあります。

プロティアン社の目指す未来


プロティアン社のCEOであるアンドリュー・ホワイトヘッドは、このインホイールモータ技術が「Renault 5 Turbo 3E」のような象徴的な車両に組み込まれたことを、大変嬉しく思っています。彼はこのコラボレーションが、インホイールモータの可能性を実証する大きな一歩であると述べており、今後のさらなるパートナーシップの継続に期待を寄せています。

インホイールモータがもたらすメリット


プロティアン社のインホイールモータには、数々の特長があります。まず、ギアやシャフトを必要としないダイレクト駆動により、動力伝達ロスを減少させ、高効率な走行が実現。これにより、電気自動車(EV)の航続距離の延長に寄与しています。

また、各ホイールを独立して高応答で制御することで、高い走行安定性と操縦性・安全性が確保されます。さらに、駆動装置をタイヤ内に集約することで、車内空間が大幅に拡大し、未来のモビリティデザインに新たな可能性をもたらします。

未来を見据えたエクセディの戦略


エクセディは、インホイールモータが「次世代EVの鍵」として注目されている中で、ルノー社への採用を契機に技術の普及を進めていきます。国際会議「International Symposium on In-Wheel Motor 2025(ISIWM2025)」の開催もその一環であり、エクセディが培ってきた駆動系部品に関する技術と、プロティアン社の革新的な電気・制御開発技術を融合することで、より良い移動体験を提供します。

会社概要


Protean Electric Ltd.


  • - 本社所在地: Farnham, Surrey, UK
  • - 代表者: Mr. Andrew John Graham Whitehead
  • - 業務内容: インホイールモータの開発、生産、販売
  • - 設立: 2008年
  • - 公式ウェブサイト: Protean Electric

エクセディ株式会社


  • - 本社所在地: 大阪府寝屋川市木田元宮1丁目1番1号
  • - 代表取締役社長: 吉永徹也
  • - 業種分類: 輸送用機器
  • - 設立: 1950年
  • - 市場名: 東証プライム
  • - 従業員数: 3,054人(連結:14,137人)
  • - 公式ウェブサイト: エクセディ


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会社情報

会社名
株式会社エクセディ
住所
大阪府寝屋川市木田元宮1丁目1番1号
電話番号
072-822-1152

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