カフェタナカがサントメ島産カカオの魅力を伝える特別イベントを開催

カフェタナカとサントメ島産カカオの魅力

名古屋に本店を構えるカフェタナカが、西アフリカのサントメ島産カカオの魅力を届けるため、2025年10月1日（水）から7日（火）にかけて、阪急うめだ本店地下1階『ツリーテラス』で特別なイベントを開催します。このイベントでは、サントメ島の豊かなカカオの世界に触れられる機会を提供し、さらには現地の生産者との交流を通じたワークショップも実施予定です。

サントメ島のカカオとは

サントメ島は、「サントメ・プリンシペ民主共和国」に属し、ギニア湾の赤道近くに位置します。元々、ポルトガルによってブラジルから持ち込まれたカカオが植えられ、アフリカで初めてカカオが栽培された地でもあります。一時はカカオ島と呼ばれたほど繁栄しましたが、現在は農園の多くが放棄されています。しかし、現在も残る原種に近い高品質なカカオは、その味わいから多くの人々に評価されています。

カフェタナカは、2019年に同島に自社管理のカカオ農園を設立し、「サントメプロジェクト」と名付けた取り組みを始めました。このプロジェクトは、カカオの保護と農園の再生、また生産者に経済的独立を促すことを目指し、現地で働く女性たちをサポートしています。

大阪・関西万博との共同出展

さらに、カフェタナカは大阪・関西万博において、サントメ島の政府と共同で出展しています。この機会に、より多くの人々にサントメの魅力を伝え、カカオの美味しさを知ってもらうことを目指しています。

イベントの内容

イベント名は『西アフリカサントメ島カカオの魅力～パティシエの考えるショコラの未来～』です。この催しでは、サントメ島産のカカオを使用した限定商品が登場します。

特に注目されるのが、イートインのみの提供であるソフトクリームパルフェや、阪急限定のクッキー缶です。これらの製品には、サントメ島産のカカオの風味が存分に活かされており、訪れる来場者たちに特別な味わいを提供します。

現地生産者とのワークショップ

特筆すべきは、10月5日（日）に行われるワークショップです。西アフリカのカカオ生産者をゲストに迎え、トークショーや試食会が行われます。参加者は、サントメのカカオの特徴を学びながら、実際にその味を楽しむことができます。

このワークショップは事前予約制で定員も限られているため、興味がある方は早めに申し込みをすることをおすすめします。予約は阪急百貨店の公式通販サイトから行うことができます。

商品紹介

イベントでは、様々な商品の販売も行われます。

- ソフティエ・フレ・サントメ：イートイン限定ソフトクリームが、自家製ジェラートとともに提供されます。フランボワーズ味やマンゴー&パッション味があり、それぞれ季節感溢れる味わいです。
- 阪急限定クッキー缶：新作のクッキーが詰め合わせた缶が販売されており、そのデザインにはサントメ共和国の文化が反映されています。カカオや地元の素材が使われた多彩なフレーバーが楽しめます。
- コラボバッグとセット商品：ボール＆チェーンのコラボバッグと阪急限定の商品がセットになった商品も先行発売されます。このバッグは、サントメの国旗にインスパイアを受けた特別なデザインです。

このイベントは、カカオの魅力を再発見する機会であり、同時にサントメの文化や人々とのつながりを感じられる貴重な場となるでしょう。ぜひ、阪急うめだ本店に足を運んでその魅力を体験してみてはいかがでしょうか。