マカオが『ツーリズムExpoジャパン2024』に出展
マカオ政府観光局は、2024年9月26日から29日まで東京ビッグサイトで開催される『ツーリズムExpoジャパン2024』に参加します。今年で設立30周年を迎えたマカオ航空や、6つの統合型リゾート、旅行会社など、計11の事業者がマカオを代表して出展予定です。
マカオブースのデザインと魅力
マカオのブースはアジアエリアのR-166に位置し、有名な聖ポール天主堂跡をモチーフにしたデザインが施されています。訪れる人々を引きつけるために、入口にはカラフルなステンドグラスのLEDスクリーンが設置されており、流れる光がブース全体を彩ります。特にマカオの文化や歴史に触れられるこのブースは観光名所探しの一環として興味深いといえるでしょう。
特別イベントの開催
さらに、イベント期間中には特別なアクティビティも用意されています。マカオのマスコットキャラクター「Mak Mak」との記念撮影や、デジタルステンドグラス体験、SNS投稿でオリジナルステッカーがもらえる企画など、来場者が楽しめる盛りだくさんの内容です。
- - Mak Makとの記念撮影: 9月26日、28日、29日にはMak Makがブースに登場し、来場者との記念撮影の機会が設けられます。
- - SNS写真投稿でオリジナルステッカー: 来場者は自身の写真をSNSに投稿することで、マカオのオリジナルステッカーを手に入れることができます。
- - デジタルステンドグラス体験: LEDスクリーンを背景に自身のシルエットが投影され、その場で記念品がもらえる体験も実施します。
日本人観光客の増加を目指して
2023年にマカオを訪れた日本人観光客は約75,000人で、過去の2019年の約295,000人と比較すると、回復傾向にはありますが、依然として25%程度に留まります。しかし、他国からの観光客は順調に戻っており、マカオ政府観光局は日本市場に特化したマーケティングを推進しています。このイベント出展を通じて、さらなる日本からの観光客獲得へとつなげていく狙いがあります。
多様化を目指すマカオの観光市場
マカオは、IR(統合型リゾート)やゲーミングのみならず、東西の文化や芸術、グルメ、エンターテインメントの多様な体験を組み合わせた観光市場の発展を推進しています。「Tourism+」という新たなビジョンのもと、マカオのIR業者たちは、ゲーミング以外の分野への投資を強化し、スポーツアクティビティや健康関連施設への施設も充実させる方針です。これにより観光の新市場創出と新たなパートナーシップの形成が期待されています。
世界的な観光地としてのマカオ
近年、マカオは世界の観光地としての地位を確立しつつあります。2024年のフォーブス・トラベルガイドでは、22軒の5つ星ホテルが評価され、マカオはこのクラスの宿泊施設が最も多い地域となりました。新型コロナウイルスの影響を受けても、2024年には宿泊需要が2019年を上回る見込みで、観光業界は確実に回復しています。
このように、マカオは新たな観光の可能性を秘めており、今後の発展が期待されます。マカオ政府観光局の公式ウェブサイトやSNSアカウントでも最新情報をチェックできますので、ぜひご注目ください。