調査概要
今回の調査は、株式会社エクスクリエが2026年3月30日から4月8日にかけて実施したもので、全国の15歳から69歳の男女1,198人を対象に行われました。調査の主な目的は、コンビニエンスストアにおける購買行動や店頭施策の影響を探ることでした。
若年層のコンビニ利用
調査によると、全国的には61.1%の人が「ついで買い」の経験を持っており、その割合は特に若い女性層で顕著です。10代の女性では73.0%、20代・30代でも72.0%が「ついで買い」を行うと回答しています。これは、コンビニを利用する際の自由な選択肢を示しており、計画的な買い物ではなく、思いつきで購入するものが多くなっています。
コンビニを選ぶ理由も興味深いもので、特に10代の利用者は「その日の気分で自由に回る」というスタイルが目立ちます。他の年代と比べて、なんとなく店内を一周する傾向が高いのも特徴です。このような行動は、買い物が日常の一部であることを物語っています。
購買施策の影響力
購入行動に影響を与える要因として注目されたのは、「クーポンが発行されている商品」です。64.4%の人々が、クーポンの有無が購買の決定に大きな影響を与えると答えています。この結果は、特にコスト意識の高い若年層にとって、クーポンの魅力が大きいことを示唆しています。
次に影響が大きいのは、「商品棚の目立つ位置に置かれている商品」と「キャンペーン対象の商品」で、それぞれ56.6%と54.3%の人々が影響を受けると答えました。
認知と興味喚起
店頭での施策は、商品の認知や興味を喚起する上で重要な役割を果たしています。「商品を知るきっかけになった」という回答が多く、特に売り場の配置がその効果を高めていることが分かりました。目立つ位置に商品が置かれていることで、消費者の目に留まり、結果的に購買につながることが明らかになっています。
ついで買いの理由
調査では「ついで買い」の理由に関する質問も行われました。多くの人が「欲しいと思っていなかったが、目に留まって購入した」と回答しており、いかに店内の視覚的訴求が重要かを示しています。特にティーンエイジャー層は、SNSの影響を受けやすいため、流行や新商品の紹介が購買行動に影響を与えています。
SNSの影響
最近ではSNSや動画サービスからの情報を元に購買行動を行う人も増加しています。特に若い世代は、InstagramやTikTokを通じて見た商品に影響を受けているとのこと。これは、ただ物を購入するのではなく、適切な情報があれば「ついで買い」につながるケースが多いことを意味しています。
まとめ
コンビニでのついで買いは、特に若年層の間で活発に行われており、購買行動は製品の特性や店頭の配慮に密接に関わっています。クーポンや目立つ商品の配置、さらにはSNSの影響が重なり合うことで、非計画的な買い物が推進される姿が見えてきました。今後のコンビニでの販売戦略にとって、これらの情報は避けて通れない重要な要素となるでしょう。