クラウド型文字起こしサービス「ProVoXT」新バージョンの登場
株式会社アドバンスト・メディアが提供するクラウド型文字起こしサービス「ProVoXT」は、2023年1月29日に最新バージョン1.11.0の提供を開始しました。このアップデートにより、使いやすさが向上し、議事録作成の効率が大幅に改善されることが期待されています。
最新バージョンの主な新機能
新ホーム画面の強化
・ 最近閲覧した議事録が表示される機能が追加されました。これにより迅速なアクセスが可能になり、議事録の複製もメニューボタンから簡単に行えます。
・ 議事録の日時検索機能が実装され、「会議日時」「作成日時」「最終更新」のいずれかを選択してフィルタリングが行えるようになりました。これにより、必要な情報を短時間で見つけ出せます。
・ 従来の「議事録名」や「作成元の文字起こし名」などで議事録を検索できる機能も改善されました。これによりユーザーのニーズに沿った柔軟な検索が実現しています。
サイドバーに発話者メニュー追加
サイドバーの発話者メニューが新設され、発話者の追加、編集、削除が可能になりました。
音声再生機能の向上
議事録エディタ内で音声を「単独再生」「ループ再生」「連続再生」でプレイバックできます。再生中の発話がハイライト表示されるため、編集が行いやすくなりました。
要約機能の名称変更と出力
AIによる要約機能の設定名称が見直されました。「出力形式」が「フォーマット」に、「要約方式」が「議題設定」に変更され、よりわかりやすい用語に生まれ変わっています。
さらに、要約結果をファイルとして出力できるようになった点も大きな改良です。Word形式またはテキスト形式での出力が可能になり、業務のスムーズな情報伝達が実現します。
要約の根拠情報
要約結果のクリックにより、背後にある文字起こし結果を確認できる機能も新たに追加され、利用者は要約がどの情報に基づいているのかを把握できます。
「ProVoXT」サービス概要
「ProVoXT」は、国内シェアNo.1のAI音声認識AmiVoiceを活用し、複数の議事録ソリューションを統合したプラットフォーム「VoXT One」にて展開されています。自治体や企業などさまざまな業種で幅広く利用可能で、アップロードした音声ファイルはAIによって迅速にテキスト化されます。
その結果、聞き取りや手書きによる作業に比べて、文字起こしがスムーズに行えるため、多くの時間とコストが節約されます。利用人数に制限がないため、さまざまなスケールの企業・部署での利用が行いやすくなっています。
「VoXT One」について
「VoXT One」は議事録作成業務をサポートするプラットフォームで、AI音声認識AmiVoiceを搭載しています。一つのアカウントでスタンドアローン型の「ScribeAssist」とクラウド型の「ProVoXT」の両方を利用でき、柔軟な運用が可能です。さらに、GPT-4oを活用した要約生成など、多彩な機能が議事録作成をより効率的に進める手助けをします。
まとめ
「ProVoXT」最新バージョン1.11.0は、議事録作成業務の効率化を実現するための革新をもたらします。新機能の数々は、ユーザーのニーズに応えるものであり、今後の業務運営において大いに貢献できるサービスです。