コノベルがいよいよ利用申請機能をリニューアル
VISH株式会社が手掛けるクラウドサービス「コノベル」は、2025年の秋、児童発達支援や放課後等デイサービスに特化した「利用申請機能」のリニューアルを発表しました。これは、日々の利用予定を保護者がよりスムーズに申し込めるようにするものです。療育現場の現状を受けた機能改善は、どのように実現されるのでしょうか?
新しい利用申請機能の背景
児童発達支援や放課後等デイサービスでは、多くの事業所が紙媒体を用いたやりとりに依存していました。固定利用曜日の事業所でも、毎月の予定を紙のカレンダーで渡し、保護者と連絡を取るスタイルです。これに対し、保護者は利用希望や欠席連絡などをさまざまな手段で行うことが多く、連絡の混乱や過剰な業務負担を訴える声が増加していました。
この現実を受け、「コノベル」では、より多くの事業所と保護者双方の利便性を高める機能のリニューアルに取り組んできたのです。
リニューアルされた利用申請機能の特徴
1. スマホから簡単に申請
新機能では、保護者が忙しい日々の合間を利用して、スマートフォンから簡単に申請できます。これにより、従来の紙に記入や電話連絡の手間が不要になります。
2. 幅広い事業形態に対応
時間割型や放課後型、休校日型など、さまざまな状況に応じて利用申請が可能で、利用者のニーズに柔軟に対応できるのも特徴です。
3. 自動反映による業務効率化
保護者からの申請内容がリアルタイムでシステムに反映されるため、職員はデータの転記作業を気にせず、効率的に業務を進められます。
4. キャンセル待ち・振替申請機能
月途中のキャンセル待ち申請も可能になり、施設側では職員配置や上限人数に対応して調整ができるようになりました。これにより、利用機会が最大化されるのです。
5. 定期利用の管理機能
定例の利用スケジュールもシステムで管理し、自動的に運用されるため、職員はスケジュール作成にかける時間を大幅に短縮できます。
6. 保護者アプリへの自動公開
確定した利用予定は保護者専用のアプリに一括反映でき、紙の手間が省かれます。この仕組みにより、家族間のコミュニケーションもスムーズになります。
利用効果
新機能の導入により、事業所には業務負担の軽減が図られ、保護者にとっても申請の流れが一本化されるため、スムーズなやりとりが可能です。この良循環は、児童発達支援や放課後等デイサービスとしての信頼性をさらに高め、現場にもっと笑顔をもたらすことでしょう。
今後の展開
今後「コノベル」は、さらに多くの事業所に導入され、業務負担の軽減を目指していく意向を示しています。SDGsにも貢献し、過去1,000以上の施設で実績を持つ「コノベル」は、利用者と事業者双方によりよい未来を提供するための取り組みを継続していく梃子となるでしょう。
最後に
VISH株式会社は、「コノベル」の提供を通じて、障がいの有無にかかわらず、すべての子どもとその保護者を支援するというビジョンを掲げています。今後もクラウド技術を駆使し、すべての人に笑顔のある社会を創造していきたいと考えています。詳しくは公式サイト(https://conobell.com/)をチェックしてください。