クラウドファンディング発のアートブランド「Suu to.」
アートブランド「Suu to.」は、クラウドファンディングを通じて誕生した新しいプロジェクトで、障害を持つクリエイターの才能に光を当てることを主なコンセプトとしています。福祉事業の新しい形を追求し、クリエイターの作品を様々なプロダクトに落とし込むことで、より多くの人々に美しいものづくりを楽しんでもらうことを目指しています。
このたび、軽井沢町の重要文化財「旧三笠ホテル」に新設されるミュージアムショップにて、2025年10月1日から販売をスタートすることが決まりました。これは、軽井沢が誇る文化的なランドマークとアートの親和性を利用した取り組みです。
「旧三笠ホテル」とアートの共演
旧三笠ホテルは、明治時代に建立された美しい木造建築であり、軽井沢における文化と交流の象徴と言える場所です。ここに「Suu to.」のアート作品が並ぶことで、伝統と現代の福祉が出会い、全く新しいストーリーが生まれるかもしれません。
今回の販売に際しては、アート作品やポストカード、アートマグネット、Tシャツなど、クリエイターが創り出したプロダクトが展開されます。軽井沢を訪れる観光客にとって、お土産やギフトとしても楽しめるアイテムが揃う予定です。
未来の展望
旧三笠ホテルでの販売を皮切りに、今後はテーブルウェアを主軸とした商品ラインナップの確立や、他のショップやギャラリーへの展開も計画されています。さらに、自社の新店舗やアトリエの開業、京都の寺院での展示会などが続々と計画されており、ブランドのさらなる飛躍が期待されています。
苦心の末に完成されたアート
「Suu to.」の作品制作には、環境保護の意識も込められています。具体的には、別荘解体時に発生した石膏ボードをリサイクルして新たな作品として生まれ変わらせています。また、アートマグネットは美濃焼の産地、多治見のタイルを使用し、一つ一つ手作りで製作されています。60点以上のアートマグネットが展開され、ユニークなアイテムとしての魅力も兼ね備えています。
コラボレーションの可能性
「Suu to.」では、企業や個人とのパートナーシップを通じて、特定のニーズやコンセプトに合わせたコラボレーション企画も随時受け付けています。興味のある方は、気軽に問い合わせてみると良いでしょう。
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旧三笠ホテルの歴史
旧三笠ホテルは、創業者である山本直良氏が設立したもので、明治37年に着工し、明治39年に営業を開始しました。日本郵船や明治製菓の重役を務めた実業家である山本氏が手掛けたものです。このホテルは、全て日本人による木造純西洋式の設計であり、設計者は岡田時太郎とされています。約5年半の保存修理が完了し、2025年10月1日にはリニューアルオープンを迎えることになっています。
この歴史的な場所が、今後も文化交流の場として輝き続けていくことを期待しています。