がん患者の栄養管理を支えるための新たな取り組み
がん治療を受けている方々にとって、食事は大きな課題となっています。治療過程では、食欲不振や味覚の変化、消化器症状などが見られ、十分な栄養を摂取することが難しくなることがしばしばあります。しかし、適切な栄養管理は、治療効果を高め、副作用を軽減し、患者の生活の質(QOL)を維持するために重要です。
このような背景を受け、株式会社Ribbons Baseは、がん患者支援に特化した治療日記シェアアプリ「ribbons」を運営しており、患者同士が情報を交換し励まし合う場を提供しています。さらに、自社が開発した「リボンズフード」アプリを通じて、食体験の支援を行っています。そして、この度、森永乳業クリニコと協力してオンライン交流会を実施することが決定しました。
イベントの詳細
この交流会は、2025年4月17日(木)夜8時から9時にかけて、オンライン(Google Meet)で行われます。参加費は無料で、対象はがん患者とそのご家族です。特に今回の交流会では、森永乳業クリニコのマーケティング担当の小松舞先生をお招きし、がん治療における栄養管理の重要性や、栄養補助食品(ONS)の有効な活用方法について、具体的な事例を交えながら解説いただきます。そして参加者同士での情報交換や悩みを共有する時間も設けられています。
参加者特典と今後の展望
交流会参加者には、アンケートへの協力をお願いし、その結果は森永乳業クリニコの今後の製品開発やサービス向上に役立てられます。このような取り組みを通じて、Ribbons Baseはがん患者の食事に関する課題解決に全力で貢献していく立場を貫いていきます。
さらに、Ribbons Baseは今後も多様な食品企業との連携を進め、患者に寄り添ったレシピ開発や新しい食品の共同開発を目指し、患者のニーズや課題をデータとして収集し分析することにも乗り出します。また、医療機関や製薬会社、福祉関連企業との協力関係を構築し、がん患者のQOL向上につながる活動を展開していく所存です。
協力企業の紹介
森永乳業クリニコ株式会社は、1978年の設立以来、通常の食事だけでは必要な栄養が満たせない方々に向けて、様々な栄養補助食品を開発・提供しています。入院患者から在宅の高齢者まで、幅広いニーズに応える商品展開が魅力です。
一方、Ribbons Baseは「がんになっても大丈夫な未来をつくる」というミッションのもと、がん患者向け治療日記シェアアプリを開発し、孤独や不安を軽減するサポートコミュニティを形成しています。今後も新たな試みを通じて、がん患者支援に努めていきます。
この機会に、栄養管理について学び、同じ悩みを持つ仲間とつながるチャンスです。ぜひご参加ください。