京都岡崎に新たなコミュニティ拠点「ボドゲ神社」が誕生！

京都市左京区岡崎に位置する体験型セレクトショップ「染兎（そめうさぎ）」内に、「ボドゲ神社」がオープンしました。このプロジェクトは株式会社MOTHER EARTHが主導し、未発掘のボードゲームを“奉納”することで、社会課題解決に挑戦することを目的としています。ボードゲームを通じて、地域の人々が集い、考え、行動する場を提供する新たな拠点となることで、地域におけるコミュニティ形成が目指されています。

1. 日本の「奉納」文化へのオマージュ

「ボドゲ神社」という名称には、日本の奉納文化へのオマージュが込められています。未発掘作品を迎え入れる独自の枠組みを通して、地元のクリエイターや団体が自らの作品を“奉納”できる仕組みを設けています。これにより、ボードゲームは単なる娯楽ではなく、価値ある社会的なツールとして再評価される機会を得ることができます。

2. シリアスゲームへのフォーカス

「ボドゲ神社」では、気候変動や地域共生、ダイバーシティといった重要なテーマに焦点を当てたシリアスゲームのラインナップが用意されています。これにより、社会における理解、対話、そして行動を促進し、個人から社会へのインパクトを生むことを目指しています。

3. サードプレイスとしての機能

この新しい拠点は、教育者やNPO/NGO、自治体、企業関係者、研究者、デザインなど、さまざまなバックグラウンドを持つ人々が集まる“サードプレイス”としての機能を果たします。立場を超えての交流や対話の場として、誰もが自由に意見を交わし合える環境が整えられています。

4. ボードゲームの新しい活用の流れ

「ボドゲ神社」では、参加者がゲームを作るサポートを提案します。まずはアイデアの整理を行い、テーマや体験価値を一緒に検討。さらに、企画構築のサポートを通じて、ゲームを実現化する手助けを行います。熟成した企画は、メディアへの露出サポートや実店舗・ECでの販売支援と連携し、幅広い認知につなげることが期待されます。