ITエンジニアの移住・転居に対する意識調査
株式会社SHIFTは、ITエンジニアを対象に移住や転居に関連する転職の意識調査を実施しました。この調査は、日本各地で活動するITエンジニアとの連携を深め、事業拡大を目指すSHIFTの一環として行われました。調査結果は、業界の現状やエンジニアの思考を浮き彫りにするものです。
調査概要
調査名:ITエンジニアの転居にともなう転職に関する意識調査
調査対象:国内在住のITエンジニア
調査期間:2025年6月16日~2025年6月27日
調査方法:インターネット調査
有効回答:1,903件
移住・転居の意識
調査によると、回答者の約半数(47.9%)が移住や転居に伴う転職について「実際にしたことがある」または「考えたことがある」としています。この結果から、多くのITエンジニアが新たなキャリアの追求を視野に入れていることがわかります。特に、移住を考えるきっかけには「キャリアチェンジ」や「新たな就職のチャンス」が多く挙げられており、エンジニアたちの向上心がうかがえます。
懸念事項
一方で、移住に伴う転職への懸念も顕著でした。約50%が「収入の減少」という不安を抱え、42.9%は「仕事の選択肢が限られること」を不安視しています。このような懸念は、特に新たな土地でのキャリア形成や収入の変化が今後の生活に重要な影響を与えるため、慎重な選択が求められることが背景にあると推測されます。
意識の変化
コロナ禍以降、仕事や生活のスタイルが大きく変化しました。単にリモートワークの普及だけでなく、理想の生活を実現するための手段として移住を考えるエンジニアが増えています。しかし一方で、仕事の選択肢や収入面での不安が新たな課題として浮上しています。
SHIFTの取り組み
SHIFTは、こうしたエンジニアのニーズに応えるべく、働き方の多様化に取り組んでいます。リモートワークの導入によって地理的な制約を取り払い、全国各地からプロジェクトに参加できる環境を整えることで、エンジニアたちのキャリア形成をサポートしています。さらに、懸念となる収入や評価に関する制度も充実させることで、成果のみに基づく公正な評価を実現しています。
浜松オフィスの開設
SHIFTは2025年6月に浜松オフィスを開設し、地域振興やものづくり企業との連携を強化しています。この新たな拠点は、地域に根差したサービスの提供を通じて、地元のITエンジニアに新たな機会をもたらすことを目的としています。
まとめ
移住や転居に対する意識はITエンジニアの間で確実に高まってきており、SHIFTは今後もその動向に注目し、エンジニアたちが安心してキャリアを追求できる環境づくりを進めていく方針です。新たな働き方とキャリア形成の支援を通じて、全国のITエンジニアが充実した時間をさらに有意義に活用できるよう、取り組んでいくことでしょう。