FRICS DX Academy 開講のお知らせ
製造業向けのDXリスキリング講座「FRICS DX Academy」が、2025年10月1日に正式にスタートします。この新しいプログラムは、分かりやすいカリキュラムを通じて、現場でDXを推進できるデジタル人材の育成を目的としています。運営会社である株式会社TD Holdings(代表取締役社長:桑原 弘明)が提供するこの講座は、これまでの人材育成プログラムを再構築し、厚生労働省の助成対象に対応する内容となっています。
DX推進の背景と重要性
製造業におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進は、ますます重要になっています。しかし、デジタル人材の不足が大きな壁となり、多くの企業がDXへの取り組みを進められないでいます。
そのため、経済産業省は2024年に「デジタルガバナンス・コード」を改訂しました。この改訂を受け、企業が自社で人材を育成し、確保することがこれまで以上に重要視されています。
そこで、東洋電装グループは社会的な要請に応える形でリスキリング講座を再編成し、「FRICS DX Academy」として新たに展開します。この講座では、助成金制度を活用しながら、製造業の現場に即した実践的な教育を提供していきます。
講座の特徴と内容
「FRICS DX Academy」のカリキュラムは、全4回、計12時間の集中講座で構成されています。事前・事後学習を含めると、トータルで18時間の学習時間となります。
- - アプリ開発演習:ノーコード、ローコードを用いたアプリ作成を実際に行います。
- - 受講形式:オンライン(Teams)または対面(広島)のいずれかで受講可能です。
- - 助成金の対象:厚労省の人材開発支援助成金の対象で、受講料の最大75%が補助されます。
この講座は、ただ講義を聞くだけでなく、実践的な演習に多くの時間を割く内容になっています。製造業の現場で必要な具体的なスキルを身につけられるカリキュラムです。実際の現場経験に基づいた内容が盛り込まれ、理論に裏打ちされた学びが得られます。
受講料について
通常の受講料金は40万円(税込)ですが、助成金を活用することで実質10万円ほどで受講可能です。経済的な負担を軽減し、より多くの企業が参加しやすいプログラムを目指しています。
対象者及び育成される人材像
このプログラムの対象者は、製造業でDXを推進したい人々、IT部門以外からDXに関わることになった方、自社でのDX内製化を目指す中小企業の経営者や担当者などです。
この講座で育成される人材は、以下のようなスキルを持った人々です:
- - DX戦略の立案ができ、外部委託費を大幅に削減。
- - 自社の業務課題を整理し、経営層に提案ができる。
- - 業務をローコードツールでアプリ化するスキルを持つ。
申し込みについて
講座の詳細や申し込みは以下のリンクからご覧いただけます:
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FRICS DX Academy お申込み
会社概要
この新しい施策を運営する株式会社TD Holdingsは、2021年12月に設立され、所在地は広島県広島市安佐南区です。製造業を中心に、DX推進支援、リスキリング講座、アプリ開発などを行っています。
- - 代表者:桑原 弘明
- - 従業員数:35名(2025年6月30日現在)
- - お問い合わせ先:TD Holdings
製造業の未来を見据えたこのプログラムが、多くの企業にとって新たな可能性を切り開くことを期待しています。