デジクル、アメリカのドラッグストアアプリ分析を公開し小売業のDX推進支援

デジクルが発表したアメリカドラッグストアアプリ調査

株式会社デジクルは、アメリカの大手ドラッグストア「CVS」「Walgreens」「RITE AID」を対象にしたアプリ分析を行い、その結果をホワイトペーパーとして公開しました。これにより、国内小売業のデジタルトランスフォーメーション（DX）をさらに進める手助けを目指しています。

アメリカのドラッグストアアプリの特徴

CVS

CVSは全米に9,292店舗を持つドラッグストアで、そのアプリは特に顧客の利便性を重視しています。ユーザーは会員証をApple Walletに追加でき、アプリを開かずとも会員証の提示が可能です。さらに、クーポンが100件以上提供されており、さまざまなフィルター機能で特典の活用が促進されています。

Walgreens

WalgreensはCVSに次ぐ8,250店舗を展開し、そのアプリではプライベートブランド（PB）商品を積極的に訴求しています。商品検索結果にPB商品がカルーセル形式で表示されるなど、視覚的に訴求力を高めた工夫が見られます。また、アプリ内で商品を簡単に注文し、店舗での受け取り機能も実装されています。

RITE AID

東海岸を中心に展開するRITE AIDのアプリは、チラシ画像から商品詳細ページにダイレクトにアクセスできる便利な仕様になっています。また、かかりつけ医の登録者はヘルスケア専門家とチャット相談が可能となっており、顧客サポートにも力を入れています。

調査の背景と目的

デジクルは、日本市場における小売業のDX推進に向け、海外の成功事例を元にした調査を続けています。本調査の結果をもとに、より効果的な顧客体験を提供するための戦略を模索。具体的には、アプリ機能の分析を通じて、顧客ニーズに応えるための新たな手法を提案しています。

ホワイトペーパーは以下のURLから確認可能です。

ホワイトペーパー全文