経理実務をゲーム感覚で学ぶ新しい選択肢「計は会なり」
2026年1月5日、You-A株式会社から新たなオンラインプログラム、実務RPG『計は会なり(けいはかいなり)』が正式リリースされる。経理実務を未経験から学べるこのプログラムは、ゲーム形式でスキルを身につけることが目的だ。従来の教科書に頼らないこの新しいアプローチにより、実務未経験者のニーズに的確に応える。特に最近、簿記資格を取得したものの実務経験がないために悩む人が多く、彼らに新しい道を切り開くチャンスを提供する。
背景と開発の経緯
毎年、多くの人が簿記の資格を取得しているが、その後に待ち受ける「実務の壁」が大きな課題となっている。「領収書の整理」や「会計ソフトの入力手順」を知らないため、企業が求める即戦力として判断される前に、諦めてしまう未経験者が増えている。これに対抗するため、元板前であり現在はCFOとして的確な経歴を持つ髙橋祐人氏が、学びながら失敗できる修業の場としてのRPGを開発した。
『計は会なり』の魅力
1. ストーリー型学習
参加者は「株式会社お伝」の新人経理として冒険を始め、実際に発生する業務上のトラブルを解決することで実務経験を積む。受動的ではなく、自ら判断し行動することが求められる。リアルな業務内容に基づいたクエスト形式で学ぶことで、実践的なスキルを体得できる。
2. 勉強禁止のコンセプト
従来の正解を求めない学習方法。請求書や契約書、試算表の不正確なデータを扱い、自らの判断力を試す場面が数多く用意されている。これにより、リアルな仕事の想定外の事態を乗り越える力を養成する。
3. 一生使える実務スキルの獲得
卒業後には、RPG内で得た「実務の神器」としてのテンプレートを実際の業務に活用できる。経理で使用している資金繰り管理表や会計ソフト取込フォーマットをそのまま使えるため、即戦力として活躍できる。
AI時代に求められる新しいキャリア
近年、クラウド会計やAIの進化により経理業務の形は変化している。単純な記帳業務だけではなく、入力業務からレビュアー、そしてプレイングマネージャーとしての成長も目指せるキャリアパスが提供される。このプログラムでは、多様なスキルを身につけ、実務だけでなく経営に関わる存在へと進化できるチャンスが用意されている。
認定制度と実務能力の可視化
受講生は、クエストをクリアすることでYou-A株式会社から実務スキル認定証を受け取ることができる。この証明により、自身の実務能力を具体的に証明することが可能となり、採用の際の大きな武器となる。失敗から学び、現場で必要とされるスキルを身につけた人材は、採用企業にも大きなメリットをもたらすだろう。
まとめ
『計は会なり』は、経理実務未経験者に特化した画期的な教育プログラムとして注目されている。単に資格を持っているだけではなく、実践的なスキルを身につけることができるこのプログラムは、次世代の経理人材を育てる新しいアプローチとして、今後の展開が非常に楽しみである。未経験を乗り越え、実務スキルを身につけるための第一歩を踏み出す良い機会を提供する機会をぜひお見逃しなく。なお、0期生モニターの募集も開始しているので、早めにチェックしてみてほしい。
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