NPO法人第3の家族の新たな挑戦
NPO法人第3の家族は、家庭環境に悩む少年少女が「自分の居場所は他にもある」と感じられるような支援を目指し、新体制での活動を開始しました。新たに増員したスタッフを通じて、安心・安定したサービスの提供を図ります。
スタッフの増加
新体制では、ソーシャルワーカー1名、デザイナー2名、ライター4名、動画編集者2名を新たに迎え、専門性と情熱を持ったチームを形成しました。これにより、家庭環境問題に対する深い理解を得ることができ、より具体的な支援策を展開できる体制が整いました。
デザインコンサル事業の始動
同団体の代表である奥村はデザインの専門家でもあり、今後民間のデザイン業務を請け負うデザインコンサル事業を準備中です。この新たなビジネスモデルにより、助成金に依存せず持続可能な運営を目指すとともに、社会に対する影響力を広げていく予定です。
最新のビジュアルとコーポレートサイト
第3の家族は新たなロゴやビジュアルも導入し、団体の理念を視覚的に表現しました。このビジュアルは、「自分の居場所は他にもある」というメッセージを伝えるものです。また、詳細なビジョンやサービス内容を紹介する新しいコーポレートサイト(
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効果測定の取り組み
団体が提供するサービスの影響を把握するために「効果測定」という新しいコンテンツも加わりました。家庭内での問題は多様で、外に出にくい背景がありますが、定量的なデータを通じて自身を振り返るための手法を模索していく考えです。
提供される情報サービス
第3の家族が展開する情報サイト「nigeruno」では、豊富な情報を整理し、家庭環境に悩む皆さんにとっての新たな居場所を探す手助けをします。このサイトでは、役所の手続き情報や、民間で利用できる様々な支援、経験者からの道のりや応援メッセージなどを収集し、掲載しています(
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家庭環境データの発信
さらに、家庭環境に関するデータサイトも立ち上げ、毎年の調査結果を発表します。ここでは、家庭環境に悩む人々のリアルな声を集め、国の調査との比較を行い、問題の可視化を目指します(
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コミュニティ活動の展開
第3の家族は、特異な部活を集めた「第3の部活」も運営中です。この活動は、同じ悩みを持つ人々が集い、気軽に交流する場を提供します。現在募集中なのは、母の日や父の日を居づらく感じる人たちのための「裏祝日部」、休日の孤独を感じる子供たちを保護猫シェルターと繋ぐ「休日ねこ部」、家庭環境問題をテーマにしたライブ企画を行う「ライブ企画部」です(
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掲示板「gedokun」
家庭環境に関する悩みを共有する掲示板も設け、経験者同士が共感し合い励まし合える場所を提供しています(
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代表のコメント
「正解がない問題」に対し、私たちは常に模索を続けています。少しでも未成年が生きやすい環境を実現できるよう、実績を積み重ねていく所存です。これからも新たな取り組みに挑戦していきます。
代表の奥村春香は、グッドデザイン・ニューホープ賞など数々の賞を受賞しており、これからの成長を期待されています。NPO法人第3の家族の活動が、未来のために大きく貢献することを願っています。