一般社団法人情報機器リユース・リサイクル協会が新たなスタート
一般社団法人情報機器リユース・リサイクル協会(通称RITEA)は、2021年10月1日に名称を「一般社団法人日本ITAD協会」(略称JITAD)へと改めました。これは、設立以来15年の歴史を有する当協会が、業界の変革に対応し、さらなる発展を目指すための転機です。
新協会名変更の背景
RITEAは2006年の設立以来、情報機器のリユースやリサイクルを推進し、情報機器の再利用市場の拡大に寄与してきました。しかし、環境保護や持続可能性が重視されるこれからの時代においては、単なるリユース・リサイクルを超え、IT資産の適正処分が求められるようになっています。これを受けて、新しい協会名「JITAD」が選ばれました。
環境への貢献
協会は設立当初から、排出された情報機器のリユース・リサイクルの推進を通じて、CO2削減や資源の有効活用を通じた循環型社会の構築に寄与してきました。この間、様々な業務基準の確立や資格制度の設置を行い、業界全体の品質向上に努めてきました。
データ処理の安全性の重要性
特に近年では、リユース機器のデータ処理の安全性が社会全体から注目されています。お客様に対してだけでなく、広く一般の人々がこの問題に関心を寄せていることから、業界全体での取り組みが求められています。データの消去や処理に関する基準化がなされる中、JITADはこの流れに先駆けて行動していきます。
国際的な潮流への対応
海外に目を向けると、情報機器の処理業務においてもその安全性や品質向上のための基準化が強まっています。この動きは、IT資産の適正処分を意味する「ITAD」という総称として定着しつつあり、JITADもその一環として位置づけられています。
新しい協会の概要
新協会、一般社団法人日本ITAD協会は、次のように運営されています。
- - 設立年月日: 2006年7月4日
- - 名称変更日: 2021年10月1日
- - 所在地: 東京都中央区銀座8-18-1 銀座木挽町ビル7F
- - 代表理事: 家近茂(日本システムケア株式会社代表取締役社長)
- - 連絡先: 電話 03-3248-5670, FAX 03-3248-8821, メール [email protected], ウェブサイト http://itad.or.jp
新たな協会名のもとで、JITADは国内外での情報機器の適正処分を推進し、さらなる持続可能な社会の実現に向けて活動していきます。特に、IT資産の安全かつ環境に優しい処分方法を模索し、業界全体の品質を引き上げることが重要な使命となります。
このような変化を通じて、JITADは新しい時代に即した活動を展開し、より良い社会の実現に寄与することを目指します。