株式会社ユニマルが資金調達を実施
鹿児島に本社を置くITベンチャー、株式会社ユニマルは、ベンチャーキャピタルからの資金調達を行いました。この資金は、Web制作チーム向けのクリエイティブ・プラットフォーム「universions(ユニバージョンズ)」のさらに進化したサービス開発とマーケティング強化に使用されます。
universions(ユニバージョンズ)とは
universionsは、Web制作現場におけるコミュニケーションを効率化するために設計されたプラットフォームです。デザイナーやエンジニア、ディレクターを含む多様な職種のメンバーが、スムーズにコラボレーションを行えるように、直感的なファイル共有機能を備えています。これにより、チーム内での作業が円滑に進み、同じ場所にいなくてもリアルタイムでのやり取りが可能です。
さらに、プロジェクトごとに自動でファイルを同期させるテスト用Webサーバーの提供も行っており、制作過程の設定や運用の手間を大幅に軽減しています。先月には、デザインファイルに特化した履歴管理やレビュー機能を持つ「ファイルストレージ」機能が追加され、多くのユーザーから好評を得ています。
成長し続けるプラットフォーム
サービスを開始してから1年で、創出されたプロジェクト数は2000件を超えました。その中でも、デジタルハリウッド株式会社が運営するエンジニア養成講座、「ジーズアカデミーTOKYO」の公式ツールとして採用され、より多くのクリエイターに利用されています。
今後の展望
ユニマルは、2014年にサービスを開始以来、お客様からのフィードバックを基にしたアップデートを実施してきました。今回の資金調達を活用し、以下のような方針でさらなる成長を目指していきます。
- - マーケティング機能の強化:広告の出稿や、自社メディア「ユニトピ」の強化により、新しいユーザーを獲得し、ファンユーザーを増やす。
- - サービス開発の向上:より質の高いサービス提供を目指し、コラボレーション機能やUI・UXの改善を進める。
- - クリエイティブ・プラットフォームの構築:単なる「ツール」の提供に留まらず、真のクリエイティブ・プラットフォームとして機能を強化し、事業を拡大する。
代表の今熊の想い
ユニマルの代表、今熊真也氏は「今回の資金調達は、universionsの機能拡充や利用者の拡大に向けた重要なステップです。今回の資金調達に関しては、九州地区での実績を持つ宮崎太陽キャピタルの支援が大きな助けとなりました。この資金を使い、九州発のITベンチャーとして、”場所をこえる。人をつなぐ。”というコンセプトを具体化していく所存です」とコメントしています。
会社概要
株式会社ユニマルは、「場所をこえる。人をつなぐ。」という理念のもと、鹿児島県で設立されたIT企業です。主な事業内容は、クリエイティブ・プラットフォーム「universions」の開発・運営や、システム開発、Webサイト制作、マーケティング支援等です。公式ウェブサイトは
こちら。
今後も、ユニマルのさらなる成長と動向に注目が集まります。