ジブラルタ生命が長崎市から受賞
ジブラルタ生命保険株式会社は、令和6年度の「長崎市男女イキイキ企業」に認定され、9月28日に行われた表彰式にて名誉を受けました。この表彰は、性別に関係なく社員が活躍できる職場を築くことや、労働と生活の調和を重視し制度を整備している会社に与えられるものです。
男女イキイキ企業表彰とは
「長崎市男女イキイキ企業表彰」は、企業が性差を超えて活動しやすい環境を提供しているかどうかを評価し、優れた企業を表彰する制度です。ジブラルタ生命はこの評価を受けることで、社会においてその取り組みが認知され、より多くの企業が模範とすることを期待されています。受賞の理由として特に目立つポイントはいくつかあります。
評価された取り組み
有給休暇の取得促進
ジブラルタ生命の長崎本社では、令和5年度の年次有給休暇取得率が76.9%となっており、全国平均の62.1%を大きく上回っています。これは、社員が労働時間の調整と休暇取得をしやすくするためのさまざまな施策の結果です。
女性管理職の割合
さらに興味深いのは、長崎本社における女性管理職の割合が53.8%である点です。これは全国平均の13.9%と比べても驚異的な数字で、このような現状を実現するために企業努力が続けられています。
心理的安全性の確保
心理的な安全性を保障するためのコンプライアンスや相談窓口の充実が特筆されます。これにより、社員は安心して働ける環境が整っています。
自発的な活動の促進
また、「グラバープロジェクト」や「CSG未来プロジェクト」といった活動を通じて、社員自らが職場改革や環境整備に積極的に参加する体制が整っています。これらのプロジェクトは、社員自身による意見やアイデアが反映される実践的な場でもあり、企業文化の改善に貢献しています。
男性の育児休業
また、男性の育児休業が取得されている実績もあり、育児と仕事を両立できるような働き方が浸透し始めています。これらの多様な取り組みが、社会全体の意識改革に寄与しています。
長崎市からの評価
長崎市もこの取り組みに対して非常に高く評価しており、「育児・介護休業に関して法を上回る整備をしている」とコメントしています。今後もこのような企業の取り組みが、長崎市全体での男女共同参画への意識を醸成することが期待されます。
企業の今後の方針
ジブラルタ生命は今後も、社員各自が自分の個性を大切にし、その能力を最大限に発揮できるような制度の整備や企業文化の向上に努めていくでしょう。多様性を重視した企業は、より競争力を高めることができると考えています。
このように、ジブラルタ生命が掲げるダイバーシティー&インクルージョンの理念は、今後の企業運営のあり方において非常に重要な鍵を握るといえるでしょう。