高根地域の新たな拠点施設『たかねてらす』
岐阜県高山市高根町に、地域支援を目的とした多目的センター「たかねてらす」が完成しました。現地での完成式には約150人の地域住民や園児が参加し、盛大にテープカットや風船飛ばし、合唱などのセレモニーが行われました。
施設の概要
「たかねてらす」は、支所機能をはじめ、診療所、図書館、多目的室、まちづくり協議会の事務所を完備した、地域に密着した多機能施設です。面積は約1,184㎡で、建物は木造の平屋建て。特に約8割の市産材を用いることで、地域の特性を大切にしながら木の温もりが感じられる空間が創出されています。
地域住民の期待
完成式には、多くの地元住民が参列し、新たな地域拠点に対する期待感が込められていました。「たかねてらす」は、地元の人々が気軽に集まり、交流できる場としての役割を果たします。また、図書館や多目的室を利用した地域イベントの開催も計画されています。
診療所の役割
診療業務は5月12日から開始される予定で、高根地域にお住まいの方々にとって重要な医療的サポートが期待されます。この診療所は、急な体調不良や日常的な健康管理をサポートし、地域の方々が安心して生活できる環境を整える一助となるでしょう。
開かれたコミュニティの形成
「たかねてらす」の存在は、地域コミュニティの形成にも寄与します。まちづくり協議会が置かれていることで、住民が直接的に地域の運営やプロジェクトに参加する機会が増え、地域の一体感が育まれることが期待されます。さらに、多目的室では様々な講座やワークショップが開かれる予定で、地域の活性化にも繋がるでしょう。
まとめ
「たかねてらす」は、ただの施設ではなく、地域住民が集まり、交流し、共に学び、地域を育むための新しい拠点です。木の温もりとともに、未来に向けて一歩進む高根町の姿を感じることができるでしょう。これからの地域活動やイベントに多くの方々が参加することを願っています。地域全体で「たかねてらす」を活用し、高根町のさらなる発展を目指しましょう。