給食業務のDX進化
2025-05-29 08:32:30

クロスマートが給食業界の業務効率化を推進する新システムを発表

クロスマートが誇る「クロスオーダー給食」の新展開



食品流通のデジタルトランスフォーメーション(DX)をリードするクロスマート株式会社が、給食業界の受発注業務を革新する新プラットフォーム「クロスオーダー給食」を発表しました。本記事では、この新たなシステムの特徴や背景を詳しく解説します。

給食業界の現状と課題



現在、日本の幼稚園や保育園、さらには企業や病院、介護施設などの給食業界では、依然としてFAXや電話を用いた発注方法が主流となっています。毎回同じ情報を紙に転記して送信する作業に多くの時間と労力が費やされており、これが原因で各所でミスが発生するケースも少なくありません。発注者側、受注者側ともに非効率が課題となっているのが現状です。

「クロスオーダー給食」の誕生



クロスマートは、外食業界での成功を踏まえ、給食業界特有のニーズに応えるために、「クロスオーダー給食」を開発しました。このプラットフォームは、特に「使用日発注」や「週間発注」に対応する専用のユーザーインターフェース(UI)を持ち、業務のデジタル化を進めることで、作業時間とコストの大幅な削減を目指しています。

多様な発注方法と自動化機能



「クロスオーダー給食」の最大の特徴は、業務フロー全体を自動化し、現場の負担を軽減する点です。具体的には、使用日単位や週間単位での数量入力に対応し、1回の操作で1週間分の発注が可能です。また、指定の献立ソフトから出力されたCSVファイルをアップロードすることで、簡単に発注を完了できます。こうした機能により、業務がシンプルかつ効率的に進行します。

さらに、納品後には自動で検収表が生成され、紙帳票の削減も実現。監査や保健所対応もペーパーレスで終えられるというメリットがあります。部門別の発注機能も充実しており、患者食や職員食など、各部門の要求に応じた柔軟な対応が可能です。

現場の声



すでに導入した企業からは好評の声が寄せられています。

・新潟県の株式会社スノエは「クロスオーダー給食」を導入することで、500件の発注書の手入力作業をシステム上に移行しました。現在は35件の施設で運用中で、毎月620枚の発注書がシステムに変わっています。さらに100件の施設登録を予定しており、業務効率化が期待されています。

・北海道の奥村食品工業は、以前は頻繁に受注入力ミスが発生し、クレームが続いていました。「クロスオーダー給食」導入後は、データ連携を通じてヒューマンエラーが完全になくなり、取引額も回復したとのこと。

未来への展望



クロスマートは、「クロスオーダー給食」を給食業界の基幹システムへと成長させる計画です。全国の給食向け食品卸売会社での導入を進めることにより、発注から納品、検収、請求といった一連のプロセスをワンプラットフォームで完結させる環境を整えます。また、オンラインカタログや販促機能の強化により、卸売業者が新商品を迅速に提案できる仕組みを構築し、業界全体の生産性向上を図ることを目指しています。

結論



「クロスオーダー給食」は、給食業界に従来のアナログ業務を根本から変革する可能性を秘めています。これにより、給食事業者間のコミュニケーションが円滑になり、業務効率が飛躍的に向上することが期待されます。クロスマートの取り組みに注目です。


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会社情報

会社名
クロスマート株式会社
住所
東京都中央区日本橋1丁目2−19 日本橋ファーストビル9階
電話番号
03-4500-8221

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