世界的建築家たちが魅せる腕時計「Architects of Time」発表へ

世界的建築家たちが手掛けたプロジェクト「Architects of Time」

日本の時計市場に革新をもたらす「Architects of Time」が、2025年7月30日（水）に登場します。このプロジェクトは、建築界の最高権威である「プリツカー賞」を受賞したグローバルな建築家4名によって展開され、腕時計ブランド「CAUNY（カウニー）」とのコラボレーションを実現させました。このプロジェクトに参加するのは、安藤忠雄氏をはじめとする各国の名建築家たちです。

プロジェクトの背景と概要

「Architects of Time」は、建築と時計という異なる領域の融合に挑戦しています。約100年の歴史を持つCAUNYが立ち上げたこのプロジェクトでは、建築家たちがフリーハンドでデザインした時計が作られます。特に注目されるのは、各建築家がどのようにして自らのスタイルを腕時計に落とし込んでいるかです。

参加建築家の紹介

1. Alvaro Siza（アルヴァロ・シザ）
1933年生まれのシザ氏は、設計の美しさと機能性を兼ね備えた作品で知られています。シザは、「時計デザインには新しさが必要だが、攻撃的である必要はない」とコメントし、そのデザイン哲学を反映させた。

2. Rafael Moneo（ラファエル・モネオ）
スペイン生まれのモネオ氏は、時計と建築の強い結びつきについて語ります。「時計は時間を刻むものであり、建築もまた、時間を感じさせるもの」と。彼の設計は、精巧さと幾何学的な美しさを融合させたものがあります。

3. Souto Moura（ソウト・モウラ）
ポルトガルで生まれたソウト・モウラ氏は、シンプルかつ機能的なデザインを重視しています。「時計が持つシンプルさは、建物にも通じる」と話し、彼の作品に対するアプローチを示しました。

4. Tadao Ando（安藤忠雄）
日本を代表する建築家である安藤氏は、独学で技術を磨き、光と陰の演出で知られています。彼の時計デザインには、青りんごをモチーフにしたユニークな針が特徴です。

発表と販売情報

このプロジェクトの製品は、2025年7月30日から全国の美術館や腕時計専門店で販売される予定です。各店舗で異なるバリエーションが取り扱われるため、訪れる場所によって異なる魅力を楽しむことができます。

CAUNYの歴史

カウニーは1927年に設立され、スイスの高品質な時計製造技術を持つブランドです。創業以来、独自のデザインで固定客を掴み続け、今なお新しい試みに挑戦しています。このような背景の下で生まれる「Architects of Time」は、時計ファンにとっても見逃せないプロジェクトとなるでしょう。

このプロジェクトがどのように建築と時間の概念を一つに融合させ、どれだけの人々にインスピレーションを与えるか、今から非常に楽しみです。