2025年6月6日、パルシステム連合会は、環境月間を祝うイベントの一環として、新宿区東新宿の本部周辺で大規模な清掃活動を行いました。これには約26名の役職員が参加し、地元の環境美化と市民への意識向上を目指した活動でした。この活動では、合計で4,130グラムのごみが回収され、その内訳は可燃ごみが2,500グラム、ビン・缶が600グラム、ペットボトルが280グラム、不燃ごみが150グラムとなりました。
清掃活動は、本部ビルの周辺道路を30分ほどかけて行い、その道中で参加者たちは道に放置されたごみの量に驚きました。また、現場では不法投棄されたパソコン用モニターも発見され、約20キロの大きさでした。参加者は、環境問題への無関心が招く現状を痛感する貴重な経験をしました。
ポイ捨てされたごみは見た目の美しさを損なうだけでなく、川や海に流れ込むことで深刻な海洋ごみ問題を引き起こす原因となります。特に、プラスチックごみはそのまま放置されるとマイクロプラスチックへと変化し、生物多様性や海洋生態系に対する影響が懸念されています。
この取り組みを通じて、パルシステムグループは2023年からの環境・エネルギー政策として『脱炭素社会』『循環型社会』『自然共生社会』の実現を指向しています。また、4月には「パルシステムネイチャーポジティブ宣言」を発表し、温暖化防止と生物多様性の保全に向けた意志を示しました。これにより、未来世代にも自然の恵みを受け続けられるように、環境を大切にする活動を積極的に実施し、持続可能な生活様式を目指しています。
これからも、パルシステムは居住環境についての理解を深め、持続可能な未来に向けて“今できること”を考え、実行していきます。私たち一人ひとりの行動が、より良い地球を作る一歩となるのです。
【パルシステム生活協同組合連合会について】
所在地は東京都新宿区大久保2-2-6で、理事長は大信政一。2024年3月末現在で、会員総数は173.5万人、総事業高は2,541億円に達しています。パルシステムの会員生協は、東京・神奈川・千葉・埼玉をはじめ、茨城、栃木、山梨、長野など全国に広がっています。詳しい情報は公式サイトをご覧ください。