エンゲージメント向上を目指す新たな提携
2024年5月9日、株式会社オアシス・イラボレーションが新たに株式会社スタメン、運営するエンゲージメントツール「TUNAG」とのパートナー契約を締結しました。この協力により、建設業界の課題解決と業界全体の発展を目指す重要な取り組みが始まります。
株式会社オアシス・イラボレーションの背景
オアシス・イラボレーションは、64年にわたって解体事業を展開してきた実績を有し、「うるおい社会の実現」を企業理念に掲げています。その強みは、超大型の解体専用機を活用したサービス提供と、業界の最前線での技術的取り組みにあります。また、独自の設備設計システムBIMを導入し、3Dでの現場再現も行っています。加えて、社内にオアシス経営塾を設立することで、次世代の企業人材の育成にも力を入れています。
TUNAGの導入背景
2022年からTUNAGを導入し、従業員のモチベーションを可視化しつつ、業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)を進めています。エンゲージメントの向上は、業務の円滑化にも寄与するため、社内でのコミュニケーションが活性化される結果を招いています。特に、さまざまな現場で働くスタッフ同士のつながりを強化することは、業界の特性上非常に重要な要素といえます。
パートナー契約の目的
オアシス・イラボレーションは、共同開発やマーケティング活動を通じて、建設業界で働く人や企業へのTUNAGの導入を促進することを目指しています。このパートナーシップの核となるのは、エンゲージメントの重要性です。特に、建設業界は多拠点での業務が多く、帰属意識や指示系統が崩れやすい状況にあります。この課題に対処するためには、より強い相互理解と連携が求められます。
人手不足という厳しい現実
現在、建設業界では人手不足が深刻な問題となっています。帝国データバンクが発表した資料によれば、2023年には人手不足による倒産が260件に達し、そのうち91件が建設業に関連しているとのことです。この状況を打破するためには、業界全体でのエンゲージメントの強化が急務と言えるでしょう。
スタメンからの期待
スタメンの執行役員である丸岡智泰氏も、このパートナー契約に強い期待を寄せています。「TUNAG」を通じた効果的なエンゲージメント向上と、建設業界のDX推進が加速することが期待されており、その成果が業界全体に好影響を及ぼすことが期待されています。
今後の展望
両社の取り組みは、建設業界に新たな風を吹き込むものと予想されます。エンゲージメントの向上がもたらす生産性の向上や離職率の低下は、業界全体の活性化に寄与するでしょう。今後も、彼らの取り組みがどのように進展していくのか、注目が集まります。
会社概要
所在地:東京都中央区銀座8-13-1 銀座三井ビルディング3F
代表者:川渕 誉雄
設立:2005年8月23日
事業内容:解体工事・土木工事など
公式HP
所在地:東京都千代田区神田錦町2-2-1 KANDA SQUARE 11F
代表者:大西 泰平
設立:2016年8月
事業内容:HR Tech領域のサービス展開
公式HP