アゴダのゴールドサークルアワードで日本が準優勝
デジタル旅行プラットフォーム「アゴダ」が主催する第16回ゴールドサークルアワードで、日本が432軒のホテルを受賞し、見事第2位に輝きました。この授賞式は、各国のホスピタリティ業界の成果を称える重要なイベントで、日本の優れた宿泊施設の努力と革新性が評価された結果と言えます。
アゴダを運営するAgoda Company Pte. Ltd.(シンガポール本社)のCEO、オムリ・モーゲンシュターンは、受賞者の多様な取り組みを称賛しました。今回の結果を眺めると、日本はタイに次ぐ成績で、東南アジア市場のホスピタリティ成長を強調しています。アジア全体では、インドネシア(3位)、ベトナム(4位)、マレーシア(5位)が続いており、この地域の宿泊施設の質の高さと独自性が際立っています。
今年の受賞には、2023年と比較して53%増加した世界中の3,545の宿泊施設が含まれ、過去最多の受賞者数です。この中で、約半数が独立系宿泊施設で、多様性と個性を重視した新しいゲスト体験の提供が求められています。特に、ベトナムは受賞施設数が209%も増加し、急成長を遂げたことが評価されています。
さらに、アゴダのジャパン代表である大尾嘉宏人氏は、日本のホスピタリティ業界の素晴らしい成果は、宿泊パートナーの努力によるものであるとコメントしています。東京、大阪、京都などの主要都市において、受賞数が多いことも旅行者にとって大きな安心材料となるでしょう。アゴダは、訪日旅行者が増加する中で、質の高いホスピタリティの提供が今後も続くことを期待しています。
アゴダ・シニア・バイス・プレジデント、アンドリュー・スミス氏は、ゴールドサークルアワードの意義は宿泊施設パートナーの献身を称えることにあると述べ、特に旅行者のニーズが多様化している現在において、パートナーがその期待に応え続ける重要性を強調しました。全体として、アジア市場のホスピタリティは成長段階にあり、特に東南アジアがその中心に位置しています。
授賞基準と式典
アゴダのゴールドサークルアワードは、施設の価格設定の価値、旅行者体験の優れた提供、アゴダプログラムへの参加など、厳格な基準に基づいて受賞者を選定しています。この基準に基づき、アゴダは宿泊施設の平均水準を向上させ、顧客にとって最高の宿泊体験を提供する役割を果たしています。
この授賞式は、2025年2月から3月にかけて9カ国で開催される予定で、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、香港、台湾、シンガポール、インド、タイが参加することになります。詳細な情報はアゴダの公式ウェブサイトで確認できます。アゴダは、450万軒以上の宿泊施設を持ち、あらゆる旅行スタイルに応じたサービスを提供しています。