株式会社NSJAPANの新たな挑戦
営業研修をサブスクリプションモデルで提供する株式会社NSJAPANは、元Apple Japan代表取締役社長の山元賢治氏と英語教育のエキスパートである小西麻亜耶氏を外部顧問として迎え、新たな一歩を踏み出しました。本プロジェクトは、2025年9月1日からの発足を予定しており、営業研修の質を高めることで日本企業の営業力を底上げし、グローバル市場での競争力を強化することを目的としています。
背景と問題提起
近年、日本の営業現場では、営業人材の不足が深刻な問題となっています。特に、ミドル層を対象とした研修プログラムが追いついておらず、オンライン商談や成果主義に移行する過程で若手の離職率が上昇しています。そのため、従来の研修方法にとどまっていては実践的な人材育成ができなくなっているのが現状です。
さらに、海外市場への進出では語学力や文化理解が不十分なため、競争力が低下するリスクが生じています。これに対処するため、NSJAPANは営業研修プログラムの進化を迫られています。
外部顧問の役割
山元氏と小西氏が外部顧問として加わることで、彼らの豊富な経験を生かし、NSJAPANの営業研修と組織文化を大幅にアップデートすることを計画しています。山元氏はApple Japanにおいて、iPodやiPhoneの導入を成功させた実績があり、その知識を活かして営業支援技術やプログラムの質的向上を図ります。一方、小西氏は独自の英語教育メソッドで4,000名以上のビジネスパーソンを指導した実績を背景に、国際対応力を強化するためのプログラム構築を担います。彼らは単なる顧問に留まらず、NSJAPANのパートナーとしてサービスの実行性と持続性を高める役割を果たします。
未来に向けて
この新たな取り組みは、特に中堅・中小企業において「本物の顧問」としての価値を提供することを目指しています。山元氏と小西氏がもたらす新たな潮流は、業界全体に変革を促すことが期待されています。NSJAPANは今後、営業研修事業を拡大し、AIやデジタル技術を取り入れた一貫したサービスを提供していく方針です。それにより、企業の人材育成を包括的にサポートし、営業組織が持続的に成長できる環境を整えていきます。
コメント
NSJAPAN代表取締役内藤脩平は、「今回の顧問体制強化により、私たちは人材育成および企業文化の変革を推進するための強固な基盤を持つことができる」と述べています。山元氏は、NSJAPANの理念に共感し、外資系企業の経験をもとに企業変革の重要性を強調しました。小西氏もまた、言語や文化の壁を超えたコミュニケーション力の重要性を強調し、NSJAPANのビジョンに貢献する意欲を示しています。
このように、NSJAPANは新たなメンバーを迎え、さらなる成長を目指して邁進しています。今後の動向が非常に楽しみです。